2019年09月28日

エアバッグの警告灯対処

aqqua-seats-05.jpg


 シート交換でのトラブルの残った一つ、エアバッグの警告灯点きっぱなしの対処をしました。
 調べてみて分かったのは、サイドエアバッグにつながるケーブルの先に、シート交換に伴って無くなってしまったサイドエアバッグの回路の「代わり」を入れることでエラー表示が出なくなるということでした。
 具体的には単純な抵抗を入れればいいので、通称「キャンセラー」です。トヨタ車はたいてい2Ωのようです。
 ネット上では2,000円以上もする物も見られますが、私は安いものを購入しました。

 車両本体(ECU?)から来ている運転席・助手席2本ずつのケーブル(どのメーカーでもたいてい黄色)につなぐという簡単な処理で済みますが、狭苦しいアクアの中に半田ごてを持ち込んで作業をするのも嫌なので、使わなくなった旧シートから、カプラーを外してそこにキャンセラ(抵抗)を付け、あとはパチンと先のなくなった車両本体のカプラーにはめ込むだけ…という計画でした。
 結果的にはそれで良かったのですが、カプラー中の端子を見ると4つありました。ケーブルは2本なのに4つです。それでも構わないのですが、どんなふうに4つが繋がっているのか興味を持って、テスターで導通を見ると…何と2本のケーブルが絶縁されていません。もう1つのカプラーで調べても同じです。
 これでは抵抗を入れても意味が無いことになります。
 それでは、車両本体のカプラーを取り外して直接ケーブル同士を繋ぐことも考えましたが、すでに1つはコネクターに半田付けしたので、それを繋いでみることにしました。

キャンセラー01.jpg
(このように繋ぐだけ。)


キャンセラー02.jpg


 接続部をビニールテープで絶縁。熱収縮チューブで覆った後、キャンセラーをコルゲートチューブの中に蓑虫状に収めました。
 後はカプラーを2組、パチンとはめ込むだけです。

キャンセラー03.jpg
(フロアマットはエスハイの物…)


 抵抗値0の2本の線の間に抵抗を入れてどうなるのか。あまり期待もしていませんでしたし、多く言われているのはこれで「エアバッグがある」と認識されても、一旦エラーが出るとエアバッグ関連のリセットをしないといけないとのこと。いざとなったら、補機バッテリーを一度切断しようか…などとかんがえていましたが、何とその必要はなし。
 エアバッグの警告灯が消えました。

キャンセラー04.jpg


posted by kewpie at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) |
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/186623480
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
コメントの投稿について
○お名前とコメント欄の記入は必須です。
○メールアドレスは任意です。記入されても公開はされません。管理人のみに知らされます。
○スパム防止のため、
・ホームページアドレス欄への記入はできません。
・コメント欄にURLは記入できません。
・スパムと思われる語を記入できません。
 これらをしようとすると、最終的に投稿完了できません。
○投稿完了後に、管理人の判断でスパムと判断した投稿は削除させていただきます。