10年以上、氷の上のペンギンだとか雪の中のキツネだとかのデザインを採用しましたが、今年は「一面の雪原」を止めて、第一只見川橋梁の雪景色を使うことにしました。

それほど厳しい寒さではありませんし、文言を入れるとごちゃごちゃするので、今回は思い切って「寒中お見舞い申し上げます」の一文だけにしました。
一応写真の説明を入れましたが、
「写真:テレサ・テンが「私の第二のふるさと」と呼んだ福島県三島町(第一只見川橋梁)」
と言うのを見て、受け取った人は「また、テレサ・テンかよ!」と思うことでしょう。(笑)
遙かに解像度の高い写真を使うことも考えました。
空がなくて圧迫感があるので、こちらは採用しませんでした。
採用はしませんでしたが、この写真をテスト印刷することで、一つ勉強になったことがあります。
当初、冒頭の縦型のデザインでは、印刷すると文字がボケるのです。一方こちらくっきりです。
違いは、PSDファイルの「解像度」の指定でした。前者は72dpi、後者は600dpi。PSDファイル上では文字も画像として扱われ、解像度の指定も同じ扱いになることが、ようやく分かりました。
もちろん、前者の解像度は上げて印刷をしました。文字もくっきりと印刷されました。