2020年04月06日

「お魚券」のあとは、変な英語で「旅行に行け」?

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 政策としての良し悪し以前に、こんなときに浮かれた調子のネーミング、しかも変な英語を使うのはいかがなものか。
 日本語で言う「旅行に行く」にあたる英語表現については、次のような説明があります。



「旅行をする」を英語で言うと?

「アメリカ旅行に行きました」や「北海道に行きました」などと言う場合の「旅行に行った」は、went to tripですか。それともwent to travelでしょうか。
(大阪府・TINOさん)

go on a tripと表現するのが一般的です

アメリカや北海道など、旅行した場所について述べるときは、go on a tripと表現するのが一般的です。go to trip(×)やgo to travel(×)としたくなりますが、これは誤りです。これらは「旅行に行く」を直訳したものと思われますが、そもそも「旅行に行く」という日本語が適切ではありません。正しくは、「旅行をする」となります。
 tripはもともと小旅行を指していましたが、現在ではその区別はなく、「旅行」を表す最も一般的な語として使われています。比較的長い旅行にはjourneyを、観光や視察目的のために各地を回る旅行にはtourを用いることもありますが、これらの場合にもgo on a tripで代用することがよくあります。
 「アメリカ旅行をしました」や「旅行で北海道に行きました」と表現する場合は、過去形のwent on a tripに<to+行き先>を続けて、I went on a trip to America.やI went on a trip to Hokkaido.と表します。I went on a school trip to Hokkaido.(修学旅行で北海道に行った)などと応用してもいいですね。
 一方、travelは「旅行する」という意味の動詞として用いるのが一般的で、travel abroad(海外旅行をする)やtravel around the world(世界中を旅行する)などがその例です。場合によっては、air travel(飛行機旅行)のようにほかの語を伴ったり、travel agency(旅行代理店)のように形容詞的に用いたりすることもあります。


 回答の中に、「そもそも「旅行に行く」という日本語が適切ではありません。正しくは、「旅行をする」となります。」とありますが、理屈を言うとそうかもしれませんが、慣習として言う場合もありますよね。
 類似の例:お湯を沸かす→水を沸かす?

 Go To Eatは「食べに出ろ、外食しろ」の意味だと思いますが、英語では
Eat out. か Go out to eat.
となるものの、この時期、外食しない方がいいと思うのですが…。

posted by kewpie at 18:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 言語・文字
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