2020年05月18日

軽トラにナビ(3)

 スバル・サンバーにナビをインストールする作業の続きです。
 前回の作業で仮設置はできたのですが、スバル用のカプラーから信号を取り出すアダプターと、ラジオのアンテナの延長ケーブルが調達できたので、正式な接続を行います。

sambar_navi21.jpg

 これらを繋ぐだけです。

sambar_navi22.jpg


 基本的にはこれで終わりですが、2つのことを追加でやりました。

 1つ目は車速信号中継コードを車速パルスのケーブルの途中に入れることです。パナソニックのナビでは、車速信号中継コードというのがあって途中に「回路保護部品」というのがあり、車両とナビの間にそれを入れるように指示があります。Panasonic 車速信号中継コード YEAJ071554 には、
電流で車速パルスを得るのではなく、電圧で車速パルスを得るのが目的だからダイオードの向きがナビ→車体
んで信号分岐点からナビまでの配線が車速パルス(交流)を乱す(波形が歪む)邪魔な配線になってしまうので、邪魔にならないようにダイオードがナビ側信号線の頭、分岐点につくように設計されている
とのこと。簡単に言えば、ナビが車両から信号をもらっても、ナビが車両へノイズを与えて走行に支障をきたすことのないように、との配慮のようです。
 前回はこのケーブルの向きが分からなくなってしまっていたのでこの車速信号中継コードを入れなかったのですが、今回は2種類の向きでの取付を試して、ナビがパルスを認識する向きを選びました。

 2つ目はリアビューカメラの取付の下準備です。多分、以前乗っていたエスティマ・ハイブリッドのカメラだと思うのですが、とにかくカメラがあるのでそれを取り付けようと思うのです。
 ただ、問題はそのカメラカプラーの形状(田の形で4pin)がナビのカプラー(横1列の5pin)と合わないのです。
 電圧の問題もあります。こんな図を見つけました。



 ここで示されている「パナソニックRCA変換コネクタ」という図が、コネクターを見た図なのか、ナビ本体のコネクターを見た図なのかよく分かりませんでした。
 実際に測定をしてみました。

sambar_navi24.jpg


 ナビ本体の右端の端子に5.1Vの電圧がありました。
 このとき、ナビの「リバースコード」をアクセサリー電源につないであります。擬似的に、車両の後退を再現したわけです。
 実は、パナソニックのリアビューカメラには、リバースコードに信号がなくても、つまり、ナビ本体がONになっている間、常にカメラへ電力が供給されていることをあとで知りました。
 いずれにせよ、リバースコードに12Vを与えれば、カメラの映像信号がディスプレーに反映されるわけです。
 私のスバル・サンバーはMTなので運転席回りでは今のところ、バックの信号が取り出せていません。
 今考えているのは、リバースコードとアクセサリー電源コードを繋ぎ、間にスイッチを入れることによって、意図したときにのみ(走行中でも)カメラの映像が見られるようにするということです。


sambar_navi25.jpg

 全ての接続が正常に行われていることを確認して、取り付け作業を終えました。

posted by kewpie at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) |
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