2020年07月10日

半田…盤陀

 このところ、車いじりで電気部品の加工に半田付けをしていますが、「半田って何だ」と思いつつも、放置していました。漢字では愛知の半田を思い浮かべるし、ハンダとカタカナだと日本語ではないみたいで、その記述にも困っていました。
 広辞苑の説明。

半田.jpg

 愛知ではなくても、どうやら福島の地名に由来している可能性が高いわけですね。
 Wikipediaでは
「はんだ」という名称は仮名書きされることが一般的で、カタカナ書きされることもあるが外来語ではない。「半田」「盤陀」などの当て字がある。
「はんだ」の語源は地名由来とも、人名由来ともされるがはっきりしない。
地名由来とする説には、江戸幕府の銀山であった半田山(福島県桑折町)から来ているという説がある。


 ちなみに、英語のsolderを調べてみたら元はフランス語で、そのまた元のラテン語では"fasten together"、さらには"solid"の意味の語から来ているとのこと。
これを知っていれば、solid(堅い)→solder(ハンダ)と連想して覚えやすいですね。

 ところでどんな仕組みでハンダ付けができるのかも調べてみました。

 HAKKOのページに分かりやすい説明がありました。

ハンダ02.png


 そもそも2つの金属がくっつくのは、ハンダ中の錫と金属の間に合金ができるからなんですね。

ハンダ03.png


 つまり、
金属A
合金
ハンダ
合金
金属B
ということです。なるほど。

 そして、多くのハンダは鉛と錫の混じった物ですが、その比率も様々。ただし、錫63%のものが電子部品の固定によく使われる理由。

ハンダ04.png


 錫60%:鉛40%のときにのみ、温度によって液体状態と固体状態の「中間」がなくなる(共晶点)という。
 ハンダ付けの際にフッと息を吹きかけるだけで固定完了となるのは、これだったわけです。私はやりませんが、ハンダ付けで位置を調整しながら造形物を作ったりするときにはむしろ半固形の状態があったほうが便利なので、その場合は、共晶点を持たないハンダの方がいいという訳です。

 今度ハンダ付けをするときには、こんな点を意識しながらやってみたいと思います。






posted by kewpie at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 言語・文字
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