2020年08月08日

行ってお帰り

 知人にメールを書いているときに、その何となく「行って帰るほど違う…」とタイプしようとして、さて、この言い方は標準的に(≒一般的に)使われる表現なのだろうかと疑問に思い、調べてみました。
 私が意図した意味は「大違い」、つまり「大きく離れて違う」、しかもその「往復」ということから来た表現だと思っていたわけですが、どうやらそれ自体は基本的に正しそうで、ただし「行って帰ってくるほど(違う)」しか見つかりませんでした。




  質問も一人、回答も一人ですが、私も含めて、ほかにサイトが1つあったので、4人が使っていることになりますから、まあ、肯定的に捉えることにします。

 で、面白かったのはこの検索をしていて「行ってお帰り。行って帰ります。」という表現を見つけたことです。
https://www.shorinzenji.com/%E4%BD%8F%E8%81%B7%E3%81%AE%E8%A9%B1/%E8%A1%8C%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8A%E5%B8%B0%E3%82%8A/
 私自身は全く使いませんし、日常的に聞くこともないのですが、全くの皆無でもないような記憶です。
 意味はというと、ただ「行きます」ではなく、「行って、無事に帰ってきて」「行って、無事に帰ってきます」の意味だとは想像がつきますし、当該ページにもそのように書かれています。

 ちょっと馴染みの薄いこの表現で思い出したのが「行ってきます」「行って参ります」です。よく考えてみると「行ってきます」は「行って来ます」なのでしょう。対して、送る立場の表現は「いってらっしゃい」ですし、これは「行っていらっしゃい」から来ているのでしょう。

 「行きます」では、いつ帰るのか分からない、あるいは帰ることがないような表現ですから、家を出るときには、「行きます」と言わないのでしょう。

 英語では「行ってきます」にぴったり対応する表現はないとのことですが、家を出るときは黙って出るのでしょうか。


posted by kewpie at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 言語・文字
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