よりパーフェクトな「パーフェクト版NHKホールコンサートDVD」を作成中、と一昨日書いたばかりなのですが、「パーフェクト」どころか、大きな「落とし穴」が空いていることに気付きました。
誇り高そうに「高清」をタイトルに付け、確かに高解像度で、そのファイルサイズ故か、3分割して中国のサイトBilibiliにアップロードしてあったものを発見したのがきっかけで、個人的なDVD(あるいはBD)として保存するつもりで編集をしてきました。
このコンサートのビデオを見るに当たって、私に限らず中国語の理解できない人たちにとって残念なのは、コンサート最後で、会場の人のリクエストをもらって無伴奏で歌う部分です。香港からのお客さんを意識してか、半分は中国語で話してリクエストをもらいます。単にリクエストをもらうだけのことですから、大した内容の話をしていないのは分かりますが、それでも「何を言っているのか」は知りたいと思います。
たまたま、この部分に中国語(簡体字ですが)の字幕を付けている映像を見つけたので、その字幕を見ながら、私の『パーフェクト…』に字幕を付けることにしました。もちろん、それを頼りに日本語訳も目指します。
この字幕付け作業をしたお陰で、「高清」版にカットされている個所、いわば「落とし穴」のあることがわかりました。どんなにきれいでも一部カットでは、「パーフェクト」にはほど遠いものになってしまいます。
なかなかうまい個所でカットしているので気付きにくいのですが、「漫步人生路」を歌う直前でのカットです。
調べるまでもなく、リクエストの歌唱の最初は「梅花」です。仕方なく、別のソースをもってきて「梅花」を挿入しました。
「梅花」部分の隙を空けることになったわけですが、切り替え部分で違和感のないように、フレーム単位で分離と移動をします。「漫步人生路」以降にはすでに字幕データを配置しているので、映像と字幕をピッタリ同じに移動をしなくてはいけないので、本当に手間がかかりました。
実は、字幕の付いていた(私にとっては恩人のような)映像でも、「梅花」の部分は突然音声が消えます。「梅花」のタイトルもぼかしてありました。
どんなに熱心なテレサ・テンファンでも、中国ではこういうことに注意を払わないといけないわけです。
工業製品や農産物に限らず、「中国製品」はこんな点でも気をつけなければならないと、一つの教訓になりました。
2020年11月07日
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