2020年11月07日

よりパーフェクトな「パーフェクト版DVD」に穴!

 よりパーフェクトな「パーフェクト版NHKホールコンサートDVD」を作成中、と一昨日書いたばかりなのですが、「パーフェクト」どころか、大きな「落とし穴」が空いていることに気付きました。

nhkホールコンサートDVD06.jpg

 誇り高そうに「高清」をタイトルに付け、確かに高解像度で、そのファイルサイズ故か、3分割して中国のサイトBilibiliにアップロードしてあったものを発見したのがきっかけで、個人的なDVD(あるいはBD)として保存するつもりで編集をしてきました。

 このコンサートのビデオを見るに当たって、私に限らず中国語の理解できない人たちにとって残念なのは、コンサート最後で、会場の人のリクエストをもらって無伴奏で歌う部分です。香港からのお客さんを意識してか、半分は中国語で話してリクエストをもらいます。単にリクエストをもらうだけのことですから、大した内容の話をしていないのは分かりますが、それでも「何を言っているのか」は知りたいと思います。
 たまたま、この部分に中国語(簡体字ですが)の字幕を付けている映像を見つけたので、その字幕を見ながら、私の『パーフェクト…』に字幕を付けることにしました。もちろん、それを頼りに日本語訳も目指します。

 この字幕付け作業をしたお陰で、「高清」版にカットされている個所、いわば「落とし穴」のあることがわかりました。どんなにきれいでも一部カットでは、「パーフェクト」にはほど遠いものになってしまいます。
 なかなかうまい個所でカットしているので気付きにくいのですが、「漫步人生路」を歌う直前でのカットです。

nhkホールコンサートDVD04.jpg


 調べるまでもなく、リクエストの歌唱の最初は「梅花」です。仕方なく、別のソースをもってきて「梅花」を挿入しました。
 「梅花」部分の隙を空けることになったわけですが、切り替え部分で違和感のないように、フレーム単位で分離と移動をします。「漫步人生路」以降にはすでに字幕データを配置しているので、映像と字幕をピッタリ同じに移動をしなくてはいけないので、本当に手間がかかりました。

nhkホールコンサートDVD05.jpg


 実は、字幕の付いていた(私にとっては恩人のような)映像でも、「梅花」の部分は突然音声が消えます。「梅花」のタイトルもぼかしてありました。

 どんなに熱心なテレサ・テンファンでも、中国ではこういうことに注意を払わないといけないわけです。

 工業製品や農産物に限らず、「中国製品」はこんな点でも気をつけなければならないと、一つの教訓になりました。


posted by kewpie at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | テレサ・テン
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/188104508
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
コメントの投稿について
○お名前とコメント欄の記入は必須です。
○メールアドレスは任意です。記入されても公開はされません。管理人のみに知らされます。
○スパム防止のため、
・ホームページアドレス欄への記入はできません。
・コメント欄にURLは記入できません。
・スパムと思われる語を記入できません。
 これらをしようとすると、最終的に投稿完了できません。
○投稿完了後に、管理人の判断でスパムと判断した投稿は削除させていただきます。