今に置いたテレビ周りの機器が、映像関係に加えて、FAX・電話子機・インターホン子機等々、その数が多く、配線がごちゃごちゃし、4口のコンセントがタコ足状態なので、ありふれた方法ですが、口数の多いタップで分岐することにしました。
店に行ってみると、いずれも各口にスイッチのついた「節電タイプ(?)」ばかりですが、今回の場合、スイッチは不要です。常に電気の供給を受ける機器ばかりですし、タップも棚の奥、機器の影に隠れるのでスイッチも使えません。
ふと、1つだけ売れ残りの、しかも安売りになっていると思われるタップを見つけました。
「差し込み自由なスリムタップ」というもの。オーム(OHM)電機の製品です。
プラグの金属部分の入る穴の並びが一般的なものと異なり、等間隔に並んでいますが、これは「どこに差しても構わない」つまり、「一つ隣」というよりも、「半分隣」に差しても安全に使えるという構造なのです。
したがって、大きなプラグやACアダプターが隣の口を塞いでしまって、2つ分あるいは3つ分を占拠してしまう(笑)という事態を減少し、効率よく使えるわけです。
「6.5口」という名称も、その自由さを示すネーミングだと思います。
「スリム」というのも、スイッチがない分、巾が狭いだけでなく、口数の割に長さも短くてすむのだと思います。
これが、売れ残りと言うことで699円で売られていたのですぐに買いました。
最後の1つだったので、もう一つをネット上で購入することに。
こちらは、在庫僅少(製造中止?)ということで、送料無料のamazonでも「在庫切れ」。
yodobashiが送料無料だったので、8.5口を注文しました。
さらに、どうして「半分隣」にプラグを差し込んでも使えるのか、不思議でしたが、「なるほど」と思わせる推測をしているページがありました。
この「推測」も立派なのですが、よく考えてみると従来の2口あるいは3口程度の簡易的なタップも同じ配線だと思います。ここにスイッチが付くとこうはできません。
この製品の優れているのは
個々のスイッチのないこと逆手にとって、全ての穴を等間隔にすることで、半分ずれても使える
という発想を持って、製品として実現したことです。
素晴らしい発想で作られた良い製品だと思うのですが、どうして製造中止なのか、よく分かりません。
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追記(2021/01/22)
10.5口というのがありました。
タコ足ではなく、イカ足になります。(笑)
2021年01月20日
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