知人から紹介されて、「UDトーク」というアプリを紹介されて、インストールし、使ってみました。
上のスクリーンショットは、たまたま目の前のパソコンで再生していた「12人の怒れる男」の日本語字幕を見ながら、それを私が読み上げてみたときの結果です。
映画の翻訳字幕なので、文字数が少なく、比較的ゆっくりと丁寧に発声できたつもりなのですが、誤認識が少なくありません。
「UDトーク」という名称は多分、Universal Designの意味だと思います。聾唖者や盲人に対して、音声←→文字の相互交換、さらには、日本語←→外国語の相互変換がリアルタイムでできます。漢字の読めない子供のために、日本語ではフリガナをつけることもできます。
上に述べたように認識精度の問題があるので、例えば講演をリアルタイムで文字化する、翻訳するというのは難しいでしょうが、ゆっくりと丁寧に発音することで、会話の補助として使えると思います。
上のスクリーンショットでは、いずれのセリフも、全て間違えていて、何を言っているのか分かりません。ただ、日本語として認識されたものは、英語として結構それなりに英語に翻訳されているという感じがします。
認識「犯行現場には映画見物だと。」
英訳「It's a movie watching at the crime scene.」
英訳の逆和訳「犯行現場で見ている映画です。」
「英訳の逆和訳」という呼称は私が勝手に付けたものですが、これはこのアプリの優れた点です。相手に対して自分が言おうとしたことが、正しい(あるいは許容範囲の)翻訳がなされているかどうかを確かめることができます。
(ただ、It's a movie watching at the crime scene.はちょっと変です。でも、分かってもらえるレベルでしょう。)
市役所の窓口などで、日本語の分からない外国人住民に対して、利用をしているようです。
その意味では、良いアプリと言えます。
実のところ、ゆっくりと丁寧に話すだけでなく、翻訳しやすいように主語などを明示するなどの配慮をすることで、英訳の精度は悪くありませんので、中学生や高校生が英語の宿題の手助けに使うことができそうです。上手に使ってほしいものです。
2021年02月21日
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