マレーシアの雑誌『Galaxie』です。1978年7月31日号です。
ジョン・トラボルタの名前も見えます。出品者によると「映画雑誌」とのこと。
テレサ・テンについて言及する記事ページはないようで、「表紙を飾った」ということのようです。さすがにちょっとだけ cover として紹介があります。
英文をテキストデータにする手間を省くために、GoogleDriveを利用しました。
和訳は、DeepLで。十分に正確な和訳ができています。
Teresa Teng
Teresa Teng, popularly known as the 'voice engineer' of her own by South East Asian fans admits that she would have made enough fame and fortune when her contract with a Tokyo producer expires later this year. She will then take up a music course in Rome. Of Charles Chin Hsiang-lin, who is reportedly trying hard to win her heart, she says: "Charles has spent much money in making overseas calls to me from Taipeh. Unfortunately, I don't feel anything towards him," Teresa said.
テレサ・テン(Teresa Teng
東南アジアのファンから「ボイスエンジニア」として親しまれているテレサ・テンは、今年末に東京のプロデューサーとの契約が切れると、十分な名声と富を手に入れただろうと認めている。その後、彼女はローマで音楽コースに入る予定だ。彼女のハートを射止めようと必死になっていると言われるチャールズ・チン・シャンリンについては、「チャールズは台北から私に電話をかけてきて、たくさんのお金を使っています。残念ながら、私は彼に何の感情も抱いていません」とテレサは言う。
雑誌自体の英文中に、「Taipeh」という誤植があるのですが、「台北」としているのが立派です。
テレサ・テンの単なる紹介と言うよりも、短いながら近況が書かれています。
年末の後に、「ローマで音楽コース(a music course in Rome)」とありますが、1979年の1月ころも、マレーシアのツアーがあったはず。2月には、パスポート事件があり、もしかすると、「ローマでの音楽コース」は計画倒れになったのでしょうか。
チャールズ・チン・シャンリンという人は、残念ながら相手にされなかったとのこと。私も全く知らない人です。