カテゴリーを作るほどではないが、分類名を設けてた上でコンテンツを別々のページに個々のタイトルを付けて、その「分類名」を表示することができません。個々のページのタイトルが<H1>として一番上に表示されてしまうからです。
辛うじてパンくずリンクが表示されいますが、これを利用するためにはカテゴリーを設定しなくてはいけません。
この例で言えば、「お知らせ」というカテゴリーの下に、カテゴリーは作らないまでも、一連のコンテンツをまとめるための「準カテゴリー」のようなものを設定し、それを言わば「補助見出し」として表示したいわけです。
苦戦の末、実現できました。
最初にヒントになったのは、<H1>タグの中に<br>タグが見えるタイトルがあることに気づいたからです。(その見出しは2行で表示される。)
それでは、<H1>タグの中に、別のタグを入れ子にして入れることはできないだろうかと調べたところ、HTML5でそれが赦されていることが分かりました。
hタグの中に入れることの出来るタグ の中程
html5になって入れ子のルールが変わりました。
a / audio / b / br / button / canvas / cite / code / data / em / i / iframe / img / input / label /picture / select / small / span / strong / svg / textarea / time / video /
これらのタグは入れ子として文法上問題ありません。
本文中にHTMLで書くのならば簡単なのですが、WordPress(+テーマ Luxeritas)では、ページタイトルが自動的に<H1>タグとなり、しかも基本的には表示する文字列を入力することになっています。
ただ、<br>タグも結果的に入れられたので、<span>タグも入るだろうと思い、やってみると出来ました。ただし、style=... と入れても無効になってしまいました。
そこで、「追加CSS」として以下の記述をしました。
h1 span
{ font-size: smaller;
display:block;
border:2px solid #ff00ff;
text-align:left;
margin-left:-1.7em;
margin-top:-1.5em;
margin-bottom:0.2em;
background-color:white;
width:-moz-fit-content; /* Firefox */
width:fit-content; /* other browsers */
}
一方、ページのタイトルとしては、
<span> 補助見出し </span>H1見出し
と記入します。
編集画面でもコピー&ペーストで入りますが、<br>タグが、文字としては見えないように、<span>タグは文字として見えません。
クイック編集画面だと、そのまま文字として見えます。
あくまでもh1タグ内の文字列ですので、位置や大きさは制限がありますが、十分実用になると思います。