書き換えの前には、「いざとなったら、直接ファイルを操作すればいい」と思っていてのことですが、勘違いをしていました。このサーバーは無料サイトで、ファイルへの直接アクセスが困難なのでした。(出来るのだが、WordPressにエラーが起きていると、アクセスできませんでした。)
自分自身の個人のサイトならば諦めも付きますが、管理を委託されているサイトです。夜も眠れませんでした。丸一日、あれこれ手を尽くそうとしましたが、どうにも無理で、泣きたい気分でした。
12月31日。大晦日。ふと、メールの一つのタイトルが目に留まりました。
「[XXXXXXX] サイトで技術的な問題が発生しています」
問題が発生しているのは、言われなくても分かっている。だから、どうなんだ?という気持ちで内容を読んでみました。
最初は、現状について。
WordPress 5.2から、サイトでプラグインやテーマが致命的なエラーを発生させた場合にそれを検知してこの自動メールでお知らせする機能が追加されました。
今回の場合、WordPress がテーマ Luxeritas Child Theme でエラーを捉えました。
中盤には、小躍り…いや飛び上がりたいほど嬉しいことが書かれていました。
もしサイトが壊れていてダッシュボードに正常に接続できない場合、WordPress には特別な「リカバリーモード」があります。これによりダッシュボードに安全にログインし、さらに調査をすることができます。
次の行のURLを開くと、丸一日、エラー表示しか現れたかったWordPressが、見慣れた管理画面になって現れました。しかも、子テーマの編集画面です。
すぐに、functions.phpを開きました。そして、エラーの元凶となっている数行(私が某サイトからコピーして貼り付けたもの)を削除しました。
結果は、最高。完全に元通りになりました。
WordPressのこの仕組みを作ってくれた開発陣にただただ感謝するのみです。トラブル解決という、消極的な喜びではありますが、5年、いや10年に1度くらいしかない喜びでした。
新年を翌日に控えて、1日早いお年玉でした。