献血の漫画がありました。連載とかではなく、漫画家さんが自身の、5年ぶりの献血体験を漫画にしたものです。
まだ、献血をしていない人に、「こんな感じか、やってみるか」という気持ちにさせてくれるものですので、こちらに勝手に転載させてもらいます。(丸写しでは悪いので、コメントを入れることにします。)
そう。ケガをしていたり、出血を伴う歯科治療をして3日以内だと、血液中に最近やウイルスが入っている可能性があるので、駄目です。今どきは、新型コロナのワクチンも間接的なワクチン接種になってしまう可能性があると言うことでしょうか、一定期間が経過しないと駄目です。
献血ルームへ行ってから「駄目」と言われると困るので、心配なことがあれば事前に電話で確かめるといいでしょう。
はい。セルフサービスの問診があります。タブレットに入力をしていきます。自身の健康のためと、血液が使われる人の健康のための内容で、多岐に渡ります。
この漫画で描き忘れられていると思われるのが、血圧測定です。私の知っている範囲では、ロビーにある血圧測定器で自分で測ります。プリントアウトされた結果を、受付の人に渡します。これは、問診の医師に回されます。
医師による問診は、健康状態の再確認のためでしょう。当番が決まっていて、○曜日は○○医師とかってなっていますが、長い期間担当する医師もいれば、数ヶ月でいなくなる医師もいます。私の場合、顔なじみになる医師もいます。
私の行きつけの献血ルームでは、そもそも受付の前に「最後の食事は?」「睡眠時間は?」と尋ねられて、言わばフィルターにかけられます。(献血の可否の最終判断は、最終的には医師がしますが。)
医師が「献血可能」と判断すると、血液検査です。全血(400mL)の場合は、以前と比べ1年ほど前から簡略化され、指先にちくっと針を刺して1滴くらいの血液を採るだけになりました。
成分献血の場合は、この漫画の人のように数mLの採血をして、検査をします。左右の腕の内、血管の太い方で実際の献血は行う(血液が取り出しやすいから)ので、血液検査は血管の細い方の腕でやることになるのです。
寒いときに腕が冷たくなっていると、血液を採るところや、指の辺りにカイロなどを付けられて、血管を拡張して血液の流れをよくします。
この血液検査で、○○が少ない、とかってなると、献血はできません。いわゆる「貧血」で献血できないことが多いと思います。300回以上献血をしてきた私ですが、一時期、ヘモグロビン不足で3ヶ月間くらい献血ができなかったことがあります。つまり、献血ルームに行っては、検査して断られ…を繰り返しました。
この漫画にあるように、検査の後すぐに献血を始めることはまれです。採血用ベッドが空いていて、献血の種類に応じた機器(もちろん、使い捨て)をセットし、看護師の手が空いている状態にならないと始められないからです。その間に、トイレに行ったり、水分補給をしたりします。無料の自販機があって、いわば「飲み放題」です。お菓子もありますが、これを食べる意味はないような気がします。献血終了後におなかがすいて、飲み物と一緒に食べることはよくあります。
メインイベントの献血です。
言葉尻を捉えるわけではありませんが、「注射」ではありません。注入するわけではありません。「針刺し」(医療用語では何と言うのでしょう?)です。全血ではないと思いますが、成分献血の場合は、実は若干の薬液の「注入」があるようです。そのためか、くちびるにしびれを感じることがあります。(そういえば、最近感じない。成分が変わったのか?)
長時間タイプの血小板成分献血の際にはその対応として、カルシウム分の入ったちょっとした食べ物か飲み物を事前に渡されます。
針を刺すときがもちろん一番痛いです。でも一瞬。一般的な注射と同じです。違うのは、ずっと針を刺しっぱなしということですが、その後は、漫画に書かれているように当然「刺されている感じ」はしますが、特に痛くはありません。運悪く痛点に刺された場合(?)は痛みが続くようで、そう言う場合は、やり直してくれるのだと思います。(一度も経験はありません。)
400mLの全血献血では、私の場合、5分で終了です。(笑) ただし、前後に行う、器具の装着や取りはずし、終了後のベッド上での3分の休憩などがあるので、ベッド上の実時間はもっと長くなります。成分献血は長いです。その種類にもよりますが、1時間から1時間半以上です。私は眠っていることが多いです。普段は昼寝なんて出来ませんから、私にとって献血は至極の一時なのです。
採血後は、ロビーでしばらく休むこと推奨されます。さっきまで横になっていたのに? むしろ急に身体を動かさないためでしょう。椅子に座って、体を起こす意味もあると思います。
水分補給を強く勧められます。私はせいぜい2杯くらいしか飲みません。
そういえば、最近、血液検査の結果見ていないなぁ。いつの間にか、ハガキで送られてこなくなって、見るのが面倒になりました。
未だに人工血液はありません。病気や怪我で血液を必要とする人のために、ぜひけんけつをしましょう。
2023年01月11日
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