WP6.x.xの便利さをそちらの管理でも教授したくても、「5.4.4が最新」と言って、全く更新できないのです。
以前、WPのバージョンアップで不具合があったときに戻せるプラグインということで、「WP Downgrade」というプラグインを使ったことを思い出し、「押しても駄目なら惹いてみなの考え方で、このWPでダウングレードしてみることを思いつきました。
そして、5.4.4を(適当に)5.3にしてみると、無事にダウングレードできました。
それならば・・・と思い、5.7にアップグレードすると・・・これも成功。
では、と、6.1.1を指定してみると、できました!
ただ、メニューに想定外の文字が見えたり(これはメニューの設定し直しで解決)、孫階層が表示されません。
他の6.1.1の中にも、想定外の文字が見えるものがあったので、その原因は、6.1.1に残っているバグでしょう。
孫階層が現れないのは、かなり時間を使ってあれこれやってみましたが、今のところ解決していません。6.1.1以降のインストールで解決することを願うのみです。
ところで今回のプラグインですが、名前は「WP Downgrade」ですが、実際にはアップグレードもできるのです。つまり、WP自身が指定する「最新」でなくても、好きなグレードに(アップでもダウンでも)できるというものでした。
最新バージョンへのアップグレードしか自動的にはできませんから、そういう場合には手動でやることになるので、作業が繁雑なだけでなく、ミスをすれば「動かなくなる」という致命的な問題が発生するのですが、それを2、3回のクリックで実行してくれるのですから、本当にすばらしいプラグインです。
上のスクリーンショットに書かれていることです。
利用者の Gahapati さんが私よりもうまく解説してくれました (感謝 ! )
WP Downgrade | Specific Core Version は、最も愛用するプラグインの中のひとつが最新の WP リリースにはアップデートできないような状況に対応しうるものです。
以前は自動アップデートルーチンに任せられるのは最新の WP リリースだけでした。これだと本体側の最新バージョンにプラグインが対応するまで待たないといけない人を取り残してしまいました。これが最終できたとしても、たいてい本体アップデートがまだもう1つすでにあったりします。しまいには、恐くて厄介で時間を消耗する、そしてエラーを起こしがちな手動でのアップデートをするしかなくなることが良く有りました。
WP Downgrade | Specific Core Version で、それは過去のものとなりました。最新バージョンから遅れをとる人は誰でも 低いバージョンへの自動アップデートさえも使うことができるようになりました。WP Downgrade が行うことは 単にWPに自分がアップデートに指定しているものが最新バージョンに実際そうなっていると信じ込ませるものです。このため、最新バージョンへとアップデートすることと違いはありません。
安全上の理由から、私の考えではこれは “枯れた” WP インストールを稼働させている全ての人にとって、必携のプラグインの1つであり、実際なら WP 本体の一部であるべきものだと思います。最新の WP リリースだけにしかアップデートできないのではなく、安全なリリースのうちから1つ選択できるようになっているべきでしょう。