た詩という意味ではなく、歴代の詩人*濁=「獨」の誤植
たちによって作り続けられたすべての
古典詩をいう。特に漢代に作られたも
のを漢賦(かんぷ)といい、知識人による作品の
多い唐詩と違って、定型はなく伸び伸
びとしている。また、宋の時代のもの
を宋詞と呼び、市民レベルの日常性や
叙情を扱う作品が多かった。
「あのね、中国の古典詩があまりにも
美しくて、古典詩に曲をつけて歌った
こともあるんですよ」
アルバム『淡淡幽情(たんたんゆうじょう)』がそれ。『濁*上
西楼』などに現代の気鋭の作曲家が曲
をつけ、叙情豊かに歌い上げている。
アルバムは10年前の発売だが、最近C
D化された。
『紅楼夢』(上・中・下)
曹雪芹/著 伊藤漱平/訳 平凡社
『漢文名作選3<漢詩>』
田部井文雄・高木重俊/共著 大修館書店
『ワイルド・スワン』(上・下)
ユン・チアン/著 土屋京子/訳 講談社
『曹雪芹別傳』(一・二)
高陽 ※原書のみ
『新十八史略詳解』
辛島驍・多久弘一/共著 明治書院
『燈火樓臺』(一・二・三)
高陽 ※原書のみ
『新唐詩選』
吉川幸治郎・三好達治/共著 岩波新書
『新唐詩選続篇』
吉川幸治郎・桑原武夫/共著 岩波新書
『西太后』(全11巻うち第3巻まで発行)
高陽/著 鈴木隆康・永沢道雄/訳 朝日ソノラマ
『清朝的皇帝』(上・中・下)
高陽 ※原書のみ
隅に
北島由記子=取材・文とあります。
Stephane Puel=写真
写真はなんと、ピエールのものを使っているということのようです。
3枚の写真が記事には含まれますが、全部がピエールのものなのかは分かりません。