2023年03月09日

衝動買いのATOTO P8

 久しぶりに衝動買いをしてしまいました。
 何かというと、それが簡単に言えないのですが、無理をして簡単に言えば「カーナビ」です。
 ATOTOという中国のメーカーのP8(正確にはP807SD-RC)です。

atoto-p8_01.jpg

 オンダッシュの、ポータブルカーナビという感じですが本体は地図データもないし、GPSの受信機もありません。
 どうするかというと、iPhoneかAndroidをBluetooth(と実際にはWi-Fiも)で接続して、スマホのナビ機能を使って、その出力(映像と音声)をしてやるもの、ということになります。
 どうしてこれを「衝動買い」してしまったかというと、きっかけは妻と5日(日)、アクアに乗っていたときにカーナビの話になり、カーナビは地図更新の費用がかかりすぎるから、スマホに道案内をさせた方がいい、と言うのです。たしかに新しい道路等の情報はスマホが新しいです。
 でも使いやすいし、機能や、ある意味での情報の多いのは専用カーナビです。
 本当は、情報量の少ない、アクアのトヨタ純正ナビ(NHZN-W61G)を、サードパーティのものに替えたいのですが、フロントカメラや、ハンドルスイッチで操作するハンズフリーの電話、iPodなどを接続したので、これらの機能(別名、お遊び(笑))を捨てたくない、という事情があります。
 以前ほど知らないところ、遠くへ行くことがないので、カーナビもそれほどは使わないのですが、たまに使う時、目的地の設定で手間取ったりすると、googleマップの方が便利だと感じていることも事実です。

 そんなとき(7日)、たまたま(本当にたまたまです)YouTubeで、ATOTOのP8を紹介しているものを見てしまったのです。
 スマホの小さな画面でGoogleマップの経路案内を見るよりも楽です。
 Amazonを開くと、ドライブレコーダーとして使うためのカメラのない、一番シンプルなセットは在庫なし。調べてみると、リアカメラがセットされたものならあることが分かり、注文。
 商品到着は翌8日(昨日)。
 夜の受け取りでしたが、早速取り付けてみました。
 そして、このときになって漸く分かったこと、私が誤解していたことは、スマホの機能が全て映像・音声としてP8に反映される訳ではないのでした。たとえばYouTubeなんて見られません。
 何が見られるかというと、iPhoneの場合なら「CarPlay」、Andoroidなら「Android Auto」とよばれる、車のディスプレーに映し出すための機能と対応したアプリに限られるのでした。特に「Android Auto」は対応するアプリが少ししかありません。
 ちょっとがっかり。

atoto-p8_02.jpg


 Googleマップの案内も、機能が限られます。iPhoneと違い、Yahooカーナビは対応していません。
 これで、かなりがっかり。
 Googleマップの案内では、カーナビ専用機とくらべると、ナビ機能はかなり劣ります。地図も、あの白っぽいものだけです。夜間モードなんてありません。衛星写真を代わりに使うと良い場合もあるかも知れません。ストリートビューの機能が使えたら最高ですけどね。

 まあ、スマホ自体で道案内をしてもらうよりは使いやすいし、電力を使って熱くなって止まってしまうなんていうことがない(と思われる)ので、使ってみようと思います。

 小さなリモコンが付いています。

atoto-p8_03.jpg


 この製品で、リモコンだけは気に入りました。5つボタンがあるように見えますが、加えて周囲がジョグダイヤルになっています。かなり薄くて磁石で貼り付いているので、ハンドルから外すことも容易にできます。形が、アクアのハンドル(本当は、プリウスのハンドル)の丸いスイッチとお揃いのようです。どちららにも、ハンズフリーのスイッチがありますが、Bluetoothによる接続なので、排他使用になります。

 試したことはありませんが、Andoroid+P8ならば、「03-1234-5678に電話をかけて」なんていう音声入力でも電話が機能すると思われます。信号待ちの間に(Hey, Googleなら走行中でも?)どこかの電話番号を調べて、ハンドルから手を離さず、すぐに電話をする、なんていうこともできそうです。目的地設定や電話だけでなく、google利用が音声でできますから、行き先の天気だとかもハンドルを握ったまま、知ることができそうです。

補足
1 実は、YouTubeも手を加えれば、アプリとして加えることができそうです。でも、運転中に動画を見ることはありませんし、次の2があります。
2 メーカーとしては、Android Autoの限られた表示ではなく、ミラーリングができるようにする予定であるとのこと。実現すれば、スマホの全てが見られることになります。

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追記(2023/03/10)
 こういう機器が、正に「ディスプレー/オーディオ」と呼ばれていることが分かりました。
posted by kewpie at 21:27| Comment(0) | TrackBack(0) |
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