結婚式のBD(ブルーレイ/ディスク)をDVDに変換してほしいと頼まれました。
それ自体は簡単なのですが、私としては(依頼されたわけではありませんが)メニューもコピーしたいと思いました。ただ調べてみたところ、そこまでできるソフトはありませんでした。(DVD-Fabができるとしていましたが、使ってみると、メニュー自体は作られますが、元のBDのメニューの外見とは全く関係のないものでした。)
それではと、手作業でやることにしました。
まず、TMPEGEnc Authoring Works 6で、BDからDVDへ変換。
市販のものではないので、プロテクトはかかっていません。(それどころか、パッケージの中には「大切な映像ですので、定期的にバックアップをしてください」と書かれていました。)
元のBDのメニューは2ページで、それぞれ5つのチャプターを選べるようになっていました。
BDのソースでは数十のチャプターがありますが、メニューで表示するものをオリジナルと同じチャプター10個にしぼって設定をしました。
さて、メニューのウィザードで、サムネール1つ(ただし、画像が変わるもの)とチャプターが5つというものを選びました。
そしてボタンはグレーと白を基調とした丸い物。背景は何でも構いません。
実は、このとき、オリジナルのBDのメニューに見覚えがありました。私が主に使っているオーサリングソフトTMPEGEnc Authoring Works 6とそっくりだったのです。(きっと、同じものでオーサリングされたのだと、確信していました。)
指定完了。もちろん、オリジナルと同じ2ページのメニューです。
編集です。
「高度な編集」ボタンからメニューを出して、「背景・BGMの設定」です。
背景は、BDのメニューのスクリーンショットをjpgに保存した物を使います。
(今、このブログを書いている時点で、「ひょとして…」と思い、静止画ではなく、オリジナルのBDに含まれる動画ファイルを指定したら、背景画像として読み込んでくれました。スクリーンショットを撮ってファイルを作っておく必要はありませんでした。考えてみれば、背景を「動く背景」にできるのでした。)
元のBDのメニューの雰囲気になりました。サムネールやボタン、チャプター項目などの位置やサイズを、オリジナルの位置に会うように、隠すように少し大きめにして設定をします。
残念ながら、チャプターのフォントが分かりませんので、ここには文字を重ねず、オリジナルのスクリーンショットの文字を生かすことにしました。
文字のハイライト表示でなく、下線が出るように設定をしました。
業者が、同じオーサリングツールを使っていたのが幸運でした。
2023年03月15日
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