2010年01月07日

ケ・セラ・セラ

 QPBGMにもすでに掲載済みですが、歌詞の中の
What(ever) will be, will be
がよく分からなくてこれについて検索してみたら、それよりも
que sera, sera
が、実は「分からない」ものだということが分かりました。

※当ブログでは、(多分)eの上に ' (アクサン/アクセント)を付けられないので、付けていません。実は、それも重要なのですが。
 いい加減なサイトでは、
>que sera, sera
>「なるようになる」という意味だ、
と断定的に書いていますが、それを書いた人はそもそも
que sera, sera
が何語なのか、そしてその言語にどれくらい精通しているのか、尋ねてみたいものです。
 簡単に言うと、スペイン語という解釈とフランス語という解釈があるのですが、どちらにしてもちょっと変(「ちょっと」の内容を詳しくはとても書き切れません。「ちょっと」でなくて「あれこれ」なのですが・・・。)なのです。表記・発音・文法等々。

 これらの疑問を長期に渡り、議論していたブログがあります。
http://fine.ap.teacup.com/queserasera/58.html
 最後には、広辞苑の記述を変えることになりそうですから、立派です。

 読むだけで疲れてしまったので、YouTubeの埋め込みをして、今日のブログは終わりにします。


 フランス人が歌っていますが、
que sera, sera
の部分を「スラスラ」でなく、「セラセラ」と発音しているので、フランス語と解釈をしていないと思われます。


 世にこの歌を広めた、映画「知りすぎた男」のドリス・デイの「ケ・セラ・セラ」。


 全く別の「ケ・セラ」という歌。ホセ・フェルシアーノ。でもこのタイトルも、上記ブログでは少し話題にしています。


 ここのコメントに、「フランス語か」「いやスペイン語だ」という書き込みがあります。


 ペギー・葉山。この日本語歌詞の影響が強くて日本人は自信を持って「なるようになるさ」の解釈が唯一正しいものだと思いこんでいる・・・と私は推測する。


 大好きなメリー・ホプキン。歌詞が変えられている。


 雪村いずみ。一応、日本人版ということで・・・。ペギー・葉山とは日本語歌詞が異なる。


 ジュディ・オングが歌っていた。英語。


 「ケ・セラ・セラ」とは関係ないが、メリー・ホプキンが歌う私の好きな歌。この動画はきれいでは行けれども、初期の頃のもの。

 
 もう1つ、メリー・ホプキン。

 これでお仕舞い。

------

 お仕舞いのつもりでしたが、
http://fine.ap.teacup.com/queserasera/84.html
http://answers.google.com/answers/threadview?id=430331
に、尤もと思われる解釈・・・つまり
イタリア語の"Che sara sara"を作詞者がスペイン語の綴りに変えたという
推測(これ自体、他サイトの引用だが)がありました。私はそれで納得しようと思います。

おまけ:
 また
http://answers.google.com/answers/threadview?id=430331
には、ドリス・デイ自身が、「こんなお子様向けの歌は、2度と歌うことはない」というようなことを言っていたが、結果的には代表曲になったことが述べられています。

posted by kewpie at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽
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