
大分前から、メイン機で「Arial Blackのフォントを使うと、イタリックの指定をしていないのにイタリック(斜体)になってしまい、その解除も出来ない」というトラブルに悩まされていた。
ただし全てのアプリケーションではなく、一番困ったのは「CDラベル王2003」というもの。名前の通り、CDやDVDにラベルプリントを行うのだが、デザインの上で、Arial Blackを使うことが多いのだが、イタリックにする必然性はないのにイタリックになってしまう、ということで困っていた。ExcelでArial Blackを使ったことはないが、試しに指定してみると、やっぱりイタリックになった。
昨日の当ブログで、Arialのことを書き込んだ(今回問題としているのはArial Blackだが)のをきっかけに、思いついて検索をしてみた。
すると、困っていたのは私だけではなかった。
で、分かったことはWindowsXPのsp3導入に伴うトラブル(簡単に言えばバグと言っていいだろう)ということが分かった。具体的には、Arial Black Italic(ファイル名はARBLI___.TTF)が、(イタリックではない)標準のArial Blackとして認識されてしまうということらしい。

これで、すっきり「標準」になりました。そして「イタリック」を指定すれば「イタリック」で表示されます。
SP3にしているXPユーザー(いやvistaでも同じだというし、私のサブ機のWindows7でも同じだった)は多いと思うのですが、このArial Blackの問題では困っていないのだろうか。あまり聞かないのは、Arial Blackを使わないからだろうか。
この記事を読んで同じ事をしようとする方は、念のためにArial Black系のいくつかのフォントのバックアップを取った上でやってみてください。