以前購入をした、FinalData(personal版)のCDを入れてチェックをしようとしたが、何と「アドミニストレータ権限でないとダメ」という趣旨のエラーが出てしまう。外付けUSB接続のドライブは問題ない。
そもそも、admin権限でログオンしているのに・・・・。
オンラインで、FinalDataの試用版というのがあったので、インストールして調べてみると、今度は「アドミン云々」の文句は言われずにd:ドライブの削除ファイル(とフォルダー)が分かった。1つだけ未処理のフォルダー(と中のファイル)を復活させたかったが、何と後は「購入を」とのメッセージ。
削除後、ファイルの書き込みなどはしていないので復活はそれほど困難ではないはず。フリーソフトを探した。
その結果、PandoraRecoveryというどこかで聞いたファイル復活ソフトを見つけた、ダウンロードをして、ウイルス等のチェック。
インストール時には、フリーソフトだけあって、「askのツールバー」というのをインストールさせようとしたので、拒否。

インストール完了後、復活させたいフォルダーを指定して、復活作業。元と同じd:ドライブをしていしたら、別のドライブを勧められた。

とにかく、計4.4Gのファイル群が約20分ほどで無事復活した。

ちょっと検索をしてみたら、このPandora Recoveryについて、丁寧にインストールから使い方まで解説をしてあるページがあったのでリンクをしておく。
GigaZine:削除したファイルを強力な各種機能で復元できるフリーソフト「Pandora Recovery」
さらにそのページからリンクをたどったら、壊れたHDDの復旧の話があった。その中に、HDDの故障についての記述があったので、メモしておくことに。
>・物理障害であっても開封しなくても修復できる場合がある
>・基盤がショートしている場合は開封せずに基盤交換で修復可能
>・ファームウェアが破壊されている場合や読み込めない場合はファームウェアのアップデートや再書き込みで修復できるので開封しなくても修理できる
>・クリーンルームでの作業が必要な場合でも作業が単純であれば費用はあまりかからない
>・プラッタが傷ついて粉砕している状態でも修復可能な場合が多くある
>・RAIDやNASは復旧が難しいので高くなる
>・ベアリングのみが故障しているのであればプラッタに傷は付いていないのでほとんどデータは復旧可能
>・夏には復旧依頼が急増するので温度とハードディスクの物理故障には明らかに何かの関係があるので、一定の動作温度を保っていればかなり長持ちすると思われる
>・SCSI接続のハードディスクは本当に故障しにくく、逆にIDE接続はぶっ壊れまくる。SATA接続はまだ実績が少ないので不明
>・ハードディスクによって明らかに壊れまくる型番が存在している
>・ファームウェアが最初からおかしいというハードディスクも存在しており、その場合はファームウェアさえ書き換えれば安定して動作する
>・SMARTの値は故障するかどうかとまったく関係がない、壊れるときは突然死がほとんど
>・デフラグの中であるアルゴリズムは通常ではありえないヘッドの動きをさせるため、確実にハードディスクに過剰な負担がかかって故障の原因となっている
>・ハードディスクのメーカー自体にも修理のノウハウはあるが、修理するよりもどんどん新しい型番を製造した方が利益率が高いので表立って復旧業界には進出していないが、技術供与はしている場合がある
特に、
>・SMARTの値は故障するかどうかとまったく関係がない、壊れるときは突然死がほとんど
>・デフラグの中であるアルゴリズムは通常ではありえないヘッドの動きをさせるため、確実にハードディスクに過剰な負担がかかって故障の原因となっている
は、知っていると良いかも知れない。
爆発・墜落したディスカバリーのHDDが復旧したことも書かれていた。