2011年04月03日

夜明けのスキャット

 YouTubeをさまよっていると、やっぱり自分好みの曲ないしは懐かしい曲の方へと引っ張られます。
 今日は、「夜明けのスキャット」に引っ張られた。
yuki_saori.jpg

↑こちらはレコードジャケット

yuki_saori_cd.jpg

↑こちらはCDのジャケット(?)

 美しい声と、上手な歌唱もさることながら、当時のことを知っている人ならば印象深いのが、歌謡曲(と言っていいだろう)なのに歌詞がない、スキャットだということだ。そもそも、この曲のおかげで、「スキャット」なんていう言葉を知ったものだ。 歌の歴史(と言っても、ここ数十年のこと)でも、変わった曲というのはいくつかあったと思うが、それがヒットすることは案外少ない。思いつくのは、この「夜明けのスキャット」と「帰ってきたヨッパライ」。他にもあるかも知れないが、思いつかない。
 思いつかないくらい、そうそうあるものではない。あまりに「変わって」いるので、他の人が真似をしてもヒットしない。
 
 「夜明けのスキャット」は、元々販売のために作られ歌われた曲でなくて、ラジオの深夜放送のBGMに使われていたものが、聴取者からの反応から、販売向けになったということはよく知られている。そのため急遽、2番以降で歌詞が付けられたとのことだが、1番が「ルー、ラー・・・」とスキャットのままにしたのは、いずみたく+山上路夫の判断だろうか、なかなかの好判断だ。


夜明けのスキャット
詞:山上路夫 曲:いずみたく

ルルルルル・・・・・・
ラララララ・・・・・・
パパパパパ・・・・・・
アアアアア・・・・・・
ルルルルル・・・・・・

愛し合うその時に この世はとまるの
時のない世界に 二人は行くのよ
夜は流れず 星も消えない
愛の唄が ひびくだけ
愛し合う二人の 時計はとまるのよ
時計はとまるの

 シングル盤ジャケットには「SCAT IN THE DARK」という英語名まで書かれている。

 さて、あのころ世間の人と同様に何度となくこの曲を聞いたが(そして今日も何度か聞いた)、1番が歌詞なしでも耳を楽しめたのは、由紀さおりの歌唱力によるところだろう。こんな歌手は今、いないだろう。

 「夜明けのスキャット」が現れたとき、由紀さおりなんていう歌手は知らなかったのも印象的だった。どの歌手だってデビュー曲の場合は「知らなかった」で当たり前だが、あまり若そうな顔じゃあなかった(上のレコードジャケットの写真を今、見ても…)から、そう思ったのだ。(申し訳ありません。>ご本人様)
 そこに興味を持って、今日初めて当時の年齢を調べてみた。生まれは1948年11月13日。(出生地が群馬県桐生市だということは前から知っていた。)そして、「夜明けのスキャット」が販売ベースで世に出たのが1969年3月10日とのことなので、何と20歳の時のことなのだ。再びびっくり。
 顔や雰囲気がどうの、とは言うまい。20歳で、あの雰囲気の歌を歌ったのは立派。当時の大人はどういう受け止め方をしていたのか、知りたいものだ。
 もともと童謡歌手としてのスタートだったというが、その後も姉と童謡を歌ったり、全国の学校で歌ったりしているようだ。
 とにかくいい曲を残してくれた。当時のシングル盤は800円が相場のようだ。ちょっと納得する。



夜明けのスキャット 由紀さおり 【HD】
 HDということから分かるように、最近のもの。






 CDからとっているらしい。削除される可能性が高い。


 適切な写真を集めてきたと思う。





 あの当時の動画がない!

追記:
 由紀さおりについて、詳細に書かれているブログがあった。
 佐藤利明のTICKLE ME 娯楽映画と音楽と

 実は先頭の写真もそちらから・・・。
posted by kewpie at 16:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽
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