2011年04月30日

hanbrake〜横帯の削除

 久々に、handbrakeをいじってみた。お出かけに備えて、映画などをいくつかiPodに転送するためだ。順調にいったように見えたが、竹内まりやの自作DVDの後半がうまくいかない。
 実は、テレビ番組やPVなどを寄せ集めたものだが、16:9のものと4:3のものとを別のトラックに納めたもの。4:3のトラックは、画像は4:3なのだが、左右に黒帯をつけて、実際は16:9の画像にしてある。
 iPodの画面比は4:3だから、このまま保存・再生すると上下左右に黒帯が出てしまう。設定を「拡大」にする対処も出来るが、ファイルサイズの割に画質が悪いので面白くない。
 そこで、左右の黒帯をカット(クロップ)し、4:3としてiPodにぴったりと合わせようというわけだ。

 以前、シネスコサイズの映画で、シネスコサイズの映画の左右をカットして16:9のワイドスクリーンの比率にしてiPodに納めた経験がある。だがあのときは、よく分からないままやっているうちに、結果的にできあがったので、教訓が何も残っていない。

 横サイズは640でもいいのだが、ちょっとファイルサイズを節約して、512とした。縦は512x4/3=384。どちらも8の倍数だ。cropはAutomaticにせず、左右とも88ドットのクロップとした。
 それ以外、例によって、pictureタブにはわけの分からない設定がある。数回設定を変えて、今一歩というところまで来たのが、下の設定だ。

handbrake_norm_1.jpg

PAR width=10
PAR height=11
という設定はやったことがなかったが、某サイトでそういう記述があったので真似てみた。確かに、DVD-videoを扱うときに、10:11という比率はよくお目にかかる。

 その結果出来た動画を、QuickTimeで再生したのが、これ。

handbrake_norm_2.jpg

 4:3ではない。測ってみると、465x384だった。つまり、Pictureタブの下の方で、「Display Size」として表示されているものだ。

 これで、分かったこと。
 最初の設定である
width/height
は、ファイルに実際に記録されるドット数。
PAR Width / PAR Height
は、1ドットの表示の際の縦横比、
そして、
display size: width/height
が、ドットの縦横比に基づいて表示されたときの画像全体の縦横のサイズ。
 DVD-Videoでは大抵が
データ実サイズ 720x480または704x480
だが、それぞれに
表示サイズ 16:9と4:3
の指定ができるのと似ている。
 上の指定によって作られたファイルはQuickTimeでは465x384で表示されているが、実はiPodでは、なぜかちゃんと640x480で表示される。だから、問題ない・・・のだが、すっきりしない。

 そこで、次のように設定を変えてみた。

handbrake_norm_3.jpg

PAR width=11
PAR height=11
としたが、比なので、1:1でも構わないはず。

 Display Sizeも512x384となり、4:3になる。エンコードした上で、QuickTimeで表示させると、

handbrake_norm_4.jpg

このように、512x384で表示され、もちろんiPodでも、画面いっぱいに表示される。

 display size自体が640x480に出来ないかと試行錯誤をしてみたが、Sourceのすぐ下の行の
Width: / Height:
欄のHeight指定がそのまま
display
に固定的に引き継がれ、
Display Width:
PAR width:
PAR height:
の3つが矛盾をしないように、最下行の
display
のwidthの値を決定しているようだ。


分かったこと(手順)

ケース1:ドットを1:1でそのまま表示させる場合
(1)エンコード後の画像サイズの「縦」のドット数を決めて記入。
(2)画面の縦横比に基づいて、「横」のドット数を決めて記入。
(3)WIDTHには、すぐ上の「横」のドット数と同じ値を記入。
(4)PARには、Width:1 / Height:1 と記入。
(5)Display Sizeが意図した通りのサイズになっていることを確認。

ケース2:ドットを1:1以外の値にしたい場合(元の画像データのサイズを変えたくない場合など)
(1)エンコード後の画像実サイズ(=表示サイズ)の「縦」のドット数を記入。
(2)エンコード後の画像実サイズの「横」のドット数を記入。
(3)WIDTHには、表示上の「横」のドット数を記入。
(4)PARには、表示サイズが意図したサイズになるよう、「縦」のドット数を基準にWidth:とHeight:の比率を計算して記入。(簡単なのは、Heightに「縦」のドット数を先に記入すること。)
(5)Display Sizeが意図した通りのサイズになっていることを確認。違っている場合は、PARの値を変えて調整する。

 大事なことを書き忘れたが、これは
Keep Aspect Racioのチェックを外し、
Anamorphic: を Custom にした場合の話である。

追記:
Monday, Jan 03, 2011に、HandBrake 0.9.5がリリースされていました。
早速、ダウンロード、そしてインストールをして、今回の作業をしました。

追々記:
「PAR=ピクセルアスペクト比」という説明があった。
Pixel Aspect Racioというわけだ。

タグ:handbrake
posted by kewpie at 21:10| Comment(0) | TrackBack(0) | iPod/iTune
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