2011年08月21日

ビデオの傷カバー

 ビデオテープの傷(あるいは折れ、筋?)などによって、一瞬画面が乱れることがあります。
 それをPremiere Proで修正してみました。

 せっかくの機会なので、過日の「DV撮影から、ワイドサイズのDVD作成」の復習もかねて、同時に4:3の画面サイズを16:9にしてみます。

1 元の画像をビデオ1・ビデオ2のトラックに置きます。今回はトリミングはないので楽です。
2 背景になるビデオ1のサイズを16:9よりも少し大きくして、さらにブラー(ガウス)でぼかします。
3 傷のあるシーン(フレーム)に来たら、その直前(直後でもいい)のフレームを「ファイル→書き出し→フレーム」で、1枚の静止画(windowsバージョンなのでbmp)書き出します。
4 書き出したフレームを傷のあるフレーム位置のビデオ3に置きます。
5 傷のあるところだけ、書き出されたフレームが表示され、まるで傷(歪み)がないように再生されます。

video_correct.gif
 実のところ、上の場面では、当該フレームを含め前後3フレームは若干動いているので、傷の付いたフレーム箇所に前(または後ろ)のフレームをコピー&ペースト(っていうことになる)をしてやると、一瞬動きが止まることになりますが、あまり動きのはげ岐宿内場合は、1/30秒のことですので誤魔化すことにしました。もしも気になるようでしたら、
1 モーフィングを使って、前後のフレームから新たな画像を作り出す。
 または、
2 当該フレームを基本的には生かしつつ、傷のある走査線のみを前(または後ろ、あるいは前後の)のフレームからコピー&ペーストする。
という方法もあります。

 次のような動画になりました。



修正したのは、
1;13;16(白いなの打ち寄せる)
1;35;00(歌詞なし。最後にポロローンとキーを打つ直前)
の2カ所ですが、修正には気づかれないと思います。

 例えばこういったシーン、

video_bad.jpg


は中の動画と両脇の背景がとけこまないので、数秒間その直前のフレームを静止画で置換してみました。(6カ所で置換)
posted by kewpie at 18:39| Comment(0) | TrackBack(0) | ファイル作成
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