それをPremiere Proで修正してみました。
せっかくの機会なので、過日の「DV撮影から、ワイドサイズのDVD作成」の復習もかねて、同時に4:3の画面サイズを16:9にしてみます。
1 元の画像をビデオ1・ビデオ2のトラックに置きます。今回はトリミングはないので楽です。
2 背景になるビデオ1のサイズを16:9よりも少し大きくして、さらにブラー(ガウス)でぼかします。
3 傷のあるシーン(フレーム)に来たら、その直前(直後でもいい)のフレームを「ファイル→書き出し→フレーム」で、1枚の静止画(windowsバージョンなのでbmp)書き出します。
4 書き出したフレームを傷のあるフレーム位置のビデオ3に置きます。
5 傷のあるところだけ、書き出されたフレームが表示され、まるで傷(歪み)がないように再生されます。

1 モーフィングを使って、前後のフレームから新たな画像を作り出す。
または、
2 当該フレームを基本的には生かしつつ、傷のある走査線のみを前(または後ろ、あるいは前後の)のフレームからコピー&ペーストする。
という方法もあります。
次のような動画になりました。
修正したのは、
1;13;16(白いなみの打ち寄せる)
1;35;00(歌詞なし。最後にポロローンとキーを打つ直前)
の2カ所ですが、修正には気づかれないと思います。
例えばこういったシーン、

は中の動画と両脇の背景がとけこまないので、数秒間その直前のフレームを静止画で置換してみました。(6カ所で置換)