2011年10月02日

原発付近の現状

 静岡に住む知り合いの女性が福島に行って来て、福島原発付近の状況を自分の目で確かめて来て、さらにそのことを新聞に投稿したそうです。

shizuoka.gif

(静岡新聞 2011.10.1)


 テキストにしました。

原発被災地で
見た深刻被害
島田市・T子

 9月19〜20日、友人7人と福島県の原発被災地へ行ってきました。浜岡原発から2キロ圏内に住む私は、同じような事故を絶対に繰り返してほしくないという思いでいっぱいです。
 友人の線量計で放射線レベルを測りながら移動しました。原発に近づくにつれ、数値は徐々に上がっていきました。30キロ圏内の広野町に人影は全く無く、庭には雑草が背丈以上に伸びはびこっています。道路を走るのは工事関係車のみ。道路の両側は雑草で覆われた農地が広がっています。
 20キロ圏入り口の検問ゲートで引き返し、津波と火災で壊滅した久之浜へ。がれきは片付けられていましたが、骨組みだけのわずかな建物と赤茶色にさびた車の山が残っています。マスコミ報道だけでは分からない深刻な被害状況を目の当たりにして、原発の恐ろしさをあらためて痛感しました。
 浜岡原発は停止状態ですが、いつ大地震・大事故が起きても不思議はありません。住民の安全な避難、正確な情報の送受信、子どもたちを守るための学校の対応などについて、国・県・市で早急に具体的対策を立てるよう望みます。原発をなくすよう願っていることは言うまでもありません。


 字数が多くて、カットを編集部に任せたところ、以下がカットされたそうです。

「とにかく自分の目で被災地の現状を見なければと、いわき市の友人に頼んで案内してもらいました。」

「チェルノブイリと全く同じ光景です。いつもなら稲穂が風に波打つ美しい水田なのに。」と、友人はやりきれない思いでいっぱいの様子です。」

「友人は「津波の被害だけでも甚大なのに、そこに放射能が降ってきたのですからねえ。」と水素爆発後のパニックを語ってくれました。」


 福島原発の付近の状況は確かに、ほとんど報道されていません。
 報道機関も、実際に取材に行く人の安全の保証などが確保できないのだと思いますが、何らかの形(完全防備とか、共同取材とか)で取材をするべきだと思います。報道機関としての責任、そして、東電を始め原発を肯定するCMを流してきた責任上、そのくらいはしてもいいのではないでしょうか。



posted by kewpie at 18:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 震災・原発事故
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