それでも年賀状用のサイトには、例年通りの文面が結構並んでいます。みなさんはどうするのでしょう。
自分でデザインをするつもりだったので、あまり探しはしませんでしたが、絆年賀状というページには東関東大震災を意識した年賀状のサンプルがありました。
その中では、これが気に入りました。データの販売をしていれば、購入しても良いくらいでしたが、残念ながら、印刷販売のみです。

そこで、この「HAPPY NEW JPAPAN」という表現だけを真似させてもらい、私の葉書をデザインしました。
辰年に牛の図柄はお間抜けですが、力強い赤い色と福島県(相馬?)の郷土玩具をメインにしてみました。(赤べこの画像は http://masanbo.websozai.jp/prn_il001.html からもらいました。)
赤べこの下にある地図は平らに置いた感じを出すため、一応遠近法を入れてみました。その結果長方形の地図が台形(左側の縁が斜めになっているのはそのため)になっていますが、奥行き感がないので、TiltShiftGeneretorで中心部分にフォーカスを置き、周囲をぼかしました。(そのため、周囲が暗くなってしまった。)赤べこのフォーカスは全体に合っているのは不自然ですが、地図のレイヤーと重ねるのが大変(周囲のぼかしを馴染ませる方法が分からない)なので、陰の部分だけすこしぼかして、地図との親和性を持たせませました。
文面や自分の名前の部分が読みにくいので、背景に薄い白を入れましたが、あまり良い対処とは言えませんね。もう少し太いフォントを使えばその必要はなかったかもしれませんが、適当なフォントを思いつきませんでした。
一応、これで完成なので、12月まで待って気分が変わらなければこれを印刷したいと思います。
追記:
「元気だ状」というプロジェクトも行われています。