
日本海側では大分降雪があったようですが、太平洋側は比較的雪の少ない冬です。
日本中の関心事は東日本大震災からの復興と、何より原発問題です。
ただ寒中見舞いで、復興のことならともかく、見通しの暗い人災のことを扱うのはどうかと思い、それらには触れない文面にしました。
ところで、今回の寒中見舞いでは、文字列は全てセンタリングとするレイアウトにしました。ただし、そのセンタリングは、目見当のセンタリングです。実は文字列のセンタリングの方法を知らずに今日まで来てしまったのです。
そこで検索してみたら、当然のことながらありました。
レイヤー単位で行うようです。
レイヤー→レイヤーを選択範囲に整列→水平方向中央
とします。

ただし、事前準備をせずにこうしようと思っても、「レイヤーを選択範囲に整列」がグレイアウトしていて、次に進めません。単にレイヤーを選択するのではなく、レイヤーの中のどの部分を選択するかを指定しなければなりません。普通は、画面全体でしょうから、CTRL+Aとします。上の画像でも画像を取り囲む点線(の一部)が見えます。
・・・ということは、画像全体ではなく一部を範囲指定するとどうなるか。
やってみました。その範囲内でのセンタリングになりました。
じゃあ、そのレイヤー内のオブジェクト(というかコンテンツというか、要するに画像や文字列)の全部を含まず、例えば半分までしか範囲指定をしないで、センタリングをするとどうなるか・・・。範囲指定した部分が切り取られて、センタリングされてしまうのか・・・。
やってみました。切り取られることはありませんでした。しかも一瞬何が起こったか、本当にセンタリングが行われたのか分からないような移動をしました。
しかしよく観察してみて、分かりました。
範囲指定した部分(=点線で囲まれる部分)がセンタリングの対象となるのではなく、範囲指定した部分の位置(の中心)が中心となるように、レイヤーに含まれるコンテンツ全てが相対的な位置関係を変えずに移動をするのです。
長い間の疑問が解決し、勉強になった寒中見舞い印刷でした。
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追記
「雪の少ない冬ですが」などと書いてしまいましたが、日本海側や北海道では少ないどころか記録更新をするほどの降雪のようですね。該当地域の人にはすみません。
関東地方は逆に全然降りません。記録更新くらいの少なさなんです。床屋のお姉さんも「乾燥して困る」と言っていました。今回の寒中見舞いはみな関東内の人に出すものなので、違和感なく受け止めてくれると思います。
このアンバランスも温暖化の影響かも知れません。