2012年01月21日

規格外ブルーレイディスク

 当初この記事を書いたときにタイトルに「規格外」という表示をしましたが、規格外ではないという趣旨のコメントをいただきました。タイトルはそのまま残しますが、実際にはコメントの内容が正しいので、その点を御承知の上、お読みください。(2012.2.23追記)
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dvd-r.jpg


 「知らぬが仏」というが、素人(と言う私も素人ですが、パソコンの使い方を知らないというレベルの素人さん)が、思いもかけないことをやってしまうことがあります。
 ことの起こりは、韓流ファンの知り合いからのSOSで、内容は「ブルーレイにテレビ番組を入れてもらって送ってもらったのだけれど、見られない」というものでした。その知り合いはそもそもブルーレイを再生出来るレコーダーがなく、パソコンにもBDドライブがないので当然です。
 で、BDからDVDに、ファイルの再エンコードと引っ越しとをしてやればいいのかと思いながら、BDであるはずのディスクを預かったのですが、その白いディスクの縁にはなぜかDVD-Rと書かれています。(上の写真)
 「何だ、DVDじゃないか」と思いましたが、DVDドライブ(BD読み込み不可)に放り込んで内容を見てびっくり。

bdav.gif


 おなじみのVIDEO_TSではなく、BDAVのフォルダーがあります。
 そのまま、PowerDVDで再生しようとすると、

no_support.gif


と、さすがに拒絶されます。BDドライブでも、もちろん家電BDプレーヤでも同じでした。DVD-RにBDのフォーマットなので、だからでしょう。

 その上、ディスクの仕様を見ると

nonstandard.gif


となっていて、しっかりプロテクトされていました。

 某ツールで、プロテクトにご遠慮いただくと以下の通り再生出来ます。

roadshow.jpg


 興味深いのは、画像のサイズが

eizo.gif


と、解像度はハイビジョンの1440×1080(地デジ標準)になっていることです。DVD規格にするために、720×480と低下させましたが、再生してみると前者の方がきれい(精細)さが感じられました。総ファイルサイズは、実は前者の方が小さいのですが、ハイビジョン用のMPEG4の技術の成果でしょうか。

 結局分からないのは、どうやってこの規格外BD(しかもプロテクト入り)が作られたか、です。

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追記1
 HDDレコーダーにDVD-Rを入れて、ブルーレイのフォーマットで焼いたとのことです。つまりそのレコーダーは、DVD-RかBDかを区別しないという事になります。

追記2
 この番組の冒頭で、「合成」が行われているとの情報をもらいました。本編も、合成だらけですが。






posted by kewpie at 15:19| Comment(2) | TrackBack(0) | ファイル作成
この記事へのコメント
初めまして。
どうしても気になったので投稿させて下さい。

件のディスクは規格外なんて適当なモノではありませんよ。
AVCRECという、れっきとした規格に則って作られたものです。
ご自宅のPCやレコーダーで再生できないのは、再生ソフトやレコーダーがAVCREC非対応のものだからでしょう。
実際、例えばSONYなんかはレコーダーもプレステも非対応ですし。

しかし、再生ソフトで言えばPOWER DVD10などが、家電で言えばDIGAなどが対応しています。DIGAは再生も作成もできます。

そもそも、レコーダーにDVD-Rを入れたらBD用のフォーマットで書き込みして、規格外ディスクが出来ちゃった〜、なんてお粗末な製品を日本のメーカーは作りませんから。
確かにBD-REと同じ形式で書き込みますが(ファイル構造だけでなくフォーマットもUDF2.5で同じです)それもきちんとした規格があってのことです。

一昔前、まだBD一枚の値段が目が飛び出るほど高かった頃、安価なDVDにハイビジョン画質のまま書き込めるということで、かなり持て囃されたという歴史もあります。

最後に、「どうやって作るのか」という疑問に関してですが、AVCREC対応家電レコーダーを使う以外なら、ImgBurnを使って焼くという方法もあります。
PCにBDドライブがない人は今でも重宝しているようですし、「素人さん」が誤って作ってしまうというようなレベルの話ではないと思います。
家電ではmpeg4でしか書き込めませんが、ImgBurnを使えばmpeg2のまま地デジで38分ほど収録できて、家電でも(AVCREC対応機なら)再生できるディスクが出来上がります。

家電で作成した場合は、もちろんBDAVと同様のプロテクトがかかります。
したがって、ご友人からお預かりになったディスクは家電レコーダーで作られた可能性が高いでしょう。

不仕付けで恐縮ですが、AVCRECのことをご理解頂きたく、書き込ませて頂きました。
Posted by やっぱDIGAでしょ♪ at 2012年02月23日 00:28
やっぱDIGAでしょ♪ さん
 大変に丁寧な(詳細かつ分かりやすい)コメントをありがとうございました。
 とても勉強になりました。

 AVCHDというのもふと気づいたらSONYの自分のデジカメに入っていたものの、ディスクをもらったときには、正体が最初分からずに、ようやくAVCHDと分かって「なーんだ」と思ったことがあります。
 AVCRECは今回が初耳で早速調べたところ、もちろんおっしゃるとおりで、AVCHDなんかよりもむしろ「公認規格」とのことも分かりました。
 思い出すのは、mini-DVDというやつで、CD-RにDVD-Videoフォーマットで書き込んでパソコンで再生したことがあります。多分ん、「非公式フォーマット」だったのでしょう。
 私のこのページの記述を、改めて読み返してみると、「規格外」と決めつけつつも、内容的には正確に状況を書いていると思いました。ただ、
> PowerDVDで再生しようとすると、
(図)
> と、さすがに拒絶されます。
とあり、事実なのですが、調べてみるとおっしゃるように、私が使っているPowerDVD10もAVCREC対応でした。どうして、エラー表示が出て、再生出来なかったのかは不明です。

 例えば「先日のSONGS(NHK)は保存版にしたいから、ハイビジョンで保存したいけど、30分番組1本をでBDに入れるのは不経済だし、場所も取るから・・・と保存を躊躇している場合には、便利ですよね。
 ただ、正直なところ、メディア(BD)が安くなれば、あまり存在価値がなくなってしまうような気もします。

 いずれにせよ、私の無知と思い込みに対してご丁寧な説明をありがとうございました。
 そうそう。imgBurnでのAVCRECの作成、やってみたいと思います。(^_^)

Posted by kewpie at 2012年02月23日 01:22
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