いちいち各チャプターのタイミングをメモして、そこを呼び出すのは面倒です。対策を考え、実際BD化ができました。
ポップアップメニューも表示され、テレビ放送時の字幕もそのまま表示できます。
地震の速報もそのまま。(笑)
さて、どんな風にDVD編集時のチャプターを生かしたかというと・・・DVD編集時にチャプターの先頭に字幕を入れていくのです。
まず、字幕を挿入する設定にします。
今回は、放送時に含まれていた字幕(ISDB字幕と呼ばれるらしい)を生かし、さらに1つを追加します。

「カット&チャプター」の画面でチャプターの頭出しをしては、「字幕編集」の画面に移動して、そのチャプターの名称を「字幕」として入れていきます。
本当の字幕が「字幕1」なので「字幕2」にチャプター数だけ入れていきます。

これで、チャプターの頭が記録されますので、字幕データとしてファイルに保存します。「字幕2」は不要になるので、DVDのデータとしては削除しても構いません。
今度はBD編集に切り替え、字幕編集画面を呼び出します。さきほどの字幕データファイルを呼び出します。各字幕をクリックすると、該当する箇所の映像の先頭が表示されますので、「カット&チャプター」の画面に切り替えて、「チャプター追加」ボタンをクリックすれば、DVDと同じ位置にチャプターが追加されます。その際にチャプター名を入れておくと、後でメニューを作る際にそれが生きます。
チャプター設定後はこの字幕は不要になるので、ISDB字幕だけを残して、削除します。

半分は手作業なので、チャプターが100もあれば嫌になりますが、20カ所くらいならば楽にできます。
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追記
実は、DVDとBDのオーサリングデータを簡単に変換することができると分かりました。
→PALでオーサリングしてしまった…の対処
かなり無駄な労力を費やしたことになります。(^_^;)
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追記2
ISDB字幕について、Pegasysで説明をしています。
http://tmpgenc.pegasys-inc.com/ja/product/tmsr4.html?tab=1#ISDB_subtitles
ISDB字幕は基本的にテキストベースの情報のようです。だから再生時にきれいです。DVDの字幕データは画像なので、DVD-VIDEOにしてしまうと、とても汚くなります。