それは、縁なし印刷をするときに、はみ出るように印刷をするので、レイアウトが変わってしまうことです。つまり、周囲の余白が少なめになってしまうということです。
自分でデータを一から作る場合はそれも見越して作るので問題ありませんが、出来合のものを利用する場合は、カットされる分を周囲に継ぎ足すことになります。

今回頼まれて印刷したのは上のようなデザインの物で、無造作に加えられた周囲の青っぽいところやアイコンのキャプチャ画像も画像データです。
2・3回印刷をしてみると、どのくらいの拡大・縮小率にして、周囲に継ぎ足しができればいいか分かります。
そして青っぽいところは本番では白く塗りつぶしてから印刷しますから、少しくらいずれても大丈夫です。2本の木の幹だけは長めに伸ばしておきます。
試行錯誤しながら「ぴったり」の拡大・縮小をしても、実際には印刷の時に紙送りが悪くてずれたり、斜めにになったりするので、周囲の遊びを作っておくことが必要なのです。
上の例のように周囲が白い場合や単純な絵柄の背景の場合は楽なのですが、全面が写真だったりすると継ぎ足し部分を作るのに結構手間がかかります。
データを作って提供をしてくれる人は、意図したレイアウトで利用をしてもらえるように、「縁なし印刷対応のはみ出し部分付きデータ」を提供してもらえません化ねぇ。
タグ:年賀はがき