
特に気になるのは↑こいつです。(一般的な名称は何というのでしょう。「USBモバイル電源 リチウムイオンバッテリー」という感じかな。)
Cathy Pacifficの説明
誤解のないよう、「予備用電池とは、電子機器に内蔵されていない電池を示します。ノートパソコンに内蔵されたリチウムイオン電池は内蔵電池です。内蔵電池の残量が不足した場合に備え、別個に持ち運ぶ電池のことを予備用電池と言います。」という説明まで書いてあって丁寧です。
”ク〜ルしま”の「極貧短編映画制作道」
バッテリーで苦労している人の経験談。参考になります。
天国への1マイル2 -TraveLOG AND TraveLOGUE-
私と同じような状況。Panasonicです。
ここなどにていねいに書かれていました。
https://www.ana.co.jp/dom/checkin/rules/popup/lithium-battery.html
私にはあまり馴染みがないのが「ワット時定格量が160Wh」という表現です。でも表をよく見ると
「ワット時定格量(Wh)=定格定量(Ah)×定格電圧(V)」
書かれています。
「定格量」というのがよく分かりません。
私のバッテリーには、
Capacity:12000mAh
と書かれています。安物で実際はそんなにないと思われますが、仕方ありません。
それで計算をすると、
定格定量12(Ah)×定格電圧5(V)=ワット時定格量60(Wh)
となります。
一方、
Output: 5v,1A
Output:2.5V,2.1A
を基にすると、
定格定量1 (Ah)×定格電圧 5(V)=ワット時定格量5(Wh)
定格定量2.1(Ah)×定格電圧2.5(V)=ワット時定格量5.25(Wh)
となります。
??? 電圧が2.5Vじゃあ、USBの電圧5Vの半分だぞ…と思い、側面のUSBの差し込み口の表示を見ると
5V 2.1A
と書かれています。いい加減ですね。
これだと
定格定量2.1(Ah)×定格電圧5(V)=ワット時定格量10.5(Wh)
となります。
予備電池を「 リチウムイオン電池(バッテリー)はワット時定格量が100whを超え160wh以下のもの」2個までを機内(客室)に持ち込める事になっていますので、余裕です。
ただ、この夏にはF-10DとN-04Cを持って札幌へ行くつもりなので、自称12000mAhのこいつを持って行くと、両方のスマホの予備バッテリーは持っていけません。
ところで、どこかのページに「2g以上はできないのですか」なんて書いてありましたが、それはバッテリーの重量ではなくて、多分、含有される「リチウム」の重さのようですが、そんなものを誰がどうやって測るというのでしょうか。
-------
追記
天国への1マイル2 -TraveLOG AND TraveLOGUE-
の写真

には
充電式リチウムイオン電池 3.7V/5400mAh(20Wh)
という記載があります。
(20Wh)
という記述の親切さも感ずるところがありましたが、
3.7V
という数字に疑問がありました。
たまたま知ったのですが、リチウムイオン電池はそもそも3.7Vなのだそうです。
出力はUSB規格が5Vなので、5Vに昇圧して出力しているのだそうです。
これに基づくと私のバッテリーは
定格定量12(Ah)×定格電圧3.7(V)=ワット時定格量44.4(Wh)
ということになります。
何度も言いますが、多分実際には120000mAhなんていう容量はないのでしょうけど。
-----
追記
リチウムイオンバッテリーの電圧は、確かに3.7Vでした。(USBモバイルバッテリー(リチウムイオン))
-----
追記
「リチウム含有量2g」について誤解をしていました。
http://www.mlit.go.jp/common/000993849.pdf
によると、これは「リチウム電池」の場合の制限です。
「リチウムイオンバッテリー」では、ワット時定格量160Wh以下(本体内蔵)、ワット時定格量100Wh以下(予備バッテリー)、またはワット時定格量100Whを超え160Wh以下(予備バッテリー 1人2個)ということですね。
ワット時定格量100Wh以下ならば、1人2個の制限はないことになります。