2013年05月15日

Airbus A320-200のシートについて

 今回(と言っても、この夏のことですが)利用するJetstarの機材Airbus A320-200について調べてみましたが、シートについて意外なことを知りました。

 そのきっかけはこの動画(実際はテレビ番組)です。

(1:20からスタートします。)

 1:30あたりから、次のナレーションが流れます。
「その太い胴体に収まるキャビンは3・3のシート配列こそ他の小型機と同じだが、3人がけシートの中央席を幅広に設定。」

 このシーンです。
a320-seat01.jpg


 狭いキャビンでの撮影ですので広角レンズを使っているはずですが、それにしても中央席が広いのは明らかです。
 誰でも左右に人がいて圧迫感を感じるのは同じです。面白い対応です。ただし、これはANAの場合です。他社も、そしてJetstarもそうしているのか…。

 AIRBUS社のサイトは、A-320の別のタイプのシートを紹介しています。

 左側の青っぽいシートが通常のタイプ(The standard A320 Family seat)で、幅はいずれも18インチ。
a320-seat04.jpg


 右のベージュのシートです。
a320-seat03.jpg

 通路側を20インチにして、残りの2つを17インチに減らすという処理をしているとの記述があります。
 そして、「身体の大きい人、ノートパソコンで作業をする人、小さな子どもと同伴の人などの必要性に応える」という説明をしています。

 さて、Jetstarはどういう対応をしているのでしょうか。それは当日のお楽しみ(?)ですね。

 
 非公式サイトで、トイレの中まで分かるシートマップが見られます。(A320 180Yを選択)
 しかし、正確なシートマップは公式サイトでは公開していないようです。

 通常のキャリアとLCCの、比較は次の図で分かります。(クリックすると拡大します。)


 JetstarはPeachと同じ詰め込み方でしょう。

 ANAはPeachと同じように30列に見えますが、4列目と13列目がなくて実列数は28列です。
 Starflyerは、4列目と13列目がないのはANAと同じですが、総列数が25列です。

 SEAT GURUというサイトでは、シートの詳細を検索できるのですが、JetstarのAirbus 320(-200) についてはデータがありませんでした。

 たとえば、AirAsiaの31列目の(13列目の表示がないので、実質的には30列目)説明は次のように表示されます。
a320-seat06.jpg

 「リクライニングが出来ないし、トイレが近くて煩わしいかも知れない。」という説明があります。

 11列目については、次のように「リクライニングができない」と説明がされています。これもJetstarと同じです。
a320-seat07.jpg

 さらに、12列目・14列目(実質的には13列目)は、足下が広いという理由で、AirAsiaの言うHotSeat(良席)であることも、Jetstarと同じです。

posted by kewpie at 08:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 航空機
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/67536596
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
コメントの投稿について
○お名前とコメント欄の記入は必須です。
○メールアドレスは任意です。記入されても公開はされません。管理人のみに知らされます。
○スパム防止のため、
・ホームページアドレス欄への記入はできません。
・コメント欄にURLは記入できません。
・スパムと思われる語を記入できません。
 これらをしようとすると、最終的に投稿完了できません。
○投稿完了後に、管理人の判断でスパムと判断した投稿は削除させていただきます。