そのきっかけはこの動画(実際はテレビ番組)です。
(1:20からスタートします。)
1:30あたりから、次のナレーションが流れます。
「その太い胴体に収まるキャビンは3・3のシート配列こそ他の小型機と同じだが、3人がけシートの中央席を幅広に設定。」
このシーンです。

狭いキャビンでの撮影ですので広角レンズを使っているはずですが、それにしても中央席が広いのは明らかです。
誰でも左右に人がいて圧迫感を感じるのは同じです。面白い対応です。ただし、これはANAの場合です。他社も、そしてJetstarもそうしているのか…。
AIRBUS社のサイトは、A-320の別のタイプのシートを紹介しています。
左側の青っぽいシートが通常のタイプ(The standard A320 Family seat)で、幅はいずれも18インチ。

右のベージュのシートです。

通路側を20インチにして、残りの2つを17インチに減らすという処理をしているとの記述があります。
そして、「身体の大きい人、ノートパソコンで作業をする人、小さな子どもと同伴の人などの必要性に応える」という説明をしています。
さて、Jetstarはどういう対応をしているのでしょうか。それは当日のお楽しみ(?)ですね。
非公式サイトで、トイレの中まで分かるシートマップが見られます。(A320 180Yを選択)
しかし、正確なシートマップは公式サイトでは公開していないようです。
通常のキャリアとLCCの、比較は次の図で分かります。(クリックすると拡大します。)
JetstarはPeachと同じ詰め込み方でしょう。
ANAはPeachと同じように30列に見えますが、4列目と13列目がなくて実列数は28列です。
Starflyerは、4列目と13列目がないのはANAと同じですが、総列数が25列です。
SEAT GURUというサイトでは、シートの詳細を検索できるのですが、JetstarのAirbus 320(-200) についてはデータがありませんでした。
たとえば、AirAsiaの31列目の(13列目の表示がないので、実質的には30列目)説明は次のように表示されます。

「リクライニングが出来ないし、トイレが近くて煩わしいかも知れない。」という説明があります。
11列目については、次のように「リクライニングができない」と説明がされています。これもJetstarと同じです。

さらに、12列目・14列目(実質的には13列目)は、足下が広いという理由で、AirAsiaの言うHotSeat(良席)であることも、Jetstarと同じです。