USBモバイルバッテリーと呼ばれるリチウムイオンバッテリーに関して、飛行機へのリチウムイオンバッテリーの持ち込みでは、そのタイトル通り、持ち込みのことを主に書きましたが、やはり関心のあるのは「実際、どの位の電力を蓄えているのか」ということです。
だれか詳しく説明をしてくれているだろうと検索をしましたが、意外とありませんでした。
そんな中、基本的な考え方を分かりやすく説明してくれているページが少しだけありました。
第7回:スマホ時代の新必需品「モバイルバッテリー」はどれを選べば良い? 前編・後編
スマホ充電器の使い方
モバイルバッテリー容量は大きいの買えばいいの?
これらを読んで分かったこと。
○飛行機へのリチウムイオンバッテリーの持ち込みにも書いたように、リチウムイオンバッテリーは、電圧は3.7Vか3.6Vである。
○USBを介した外部機器への充電は、USBの規格から5Vに昇圧をしなければならない。
○昇圧をするのに、専用の回路「DC/DCコンバータ」を持っており、そのために電力のロスがかなりある。他にも熱になってしまう電力消費もある。
○従って、そのバッテリーの容量の5割〜7割程度しか、実際には充電に使えない。
リチウムイオンの3.7VとUSBの5Vの差がロスの大きな原因ならば、USBに頼らず、リチウムイオン用の専用のコネクターの規格を作って、3.7Vのまま(USBからの充電ならば、3.7Vに下げて)充電をするということは考えられないのでしょうかね。
私が掴まされたこのバッテリー。

フルに使ったことはありませんが、とても12000mAhなどという容量はないというのが実感です。
amazonの書き込みで、類似のものを分解して、「半分くらいしかない。不当表示だ」というのがありました。まさにそんな感触です。
近いうちに、良心的なスマホ充電器の使い方の製品を購入しようと思っています。
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追記
「通信用語の基礎知識〜モバイルバッテリー」にも、分かりやすくまとめられています。
知っておくべきモバイルバッテリーの12の法則は、2種類あるリチウムイオンバッテリーの違いにも触れていて、素晴らしいと思います。
なぜか同じような形をしている厚型(?)モバイルバッテリーが、実は18650という電池を内蔵しているためだと分かります。
で、このページの最後で推奨していた「CP-F2LSAVP」についていて、レビューの書かれているページ。
フラットタイプの大容量(7,000mAh)モバイルバッテリー 「CP-F2LSAVP」 完全レビュー!
この人、いいものを揃えています。
手持ちのガラケー(3.7V800mAh)に充電してみたら4回しか充電できませんでした。
推定で3000mAh位でしょうか…
そのうち分解してみます。
このバッテリーには本当にがっかりしました。別のオリジナルの、見た目だけの偽物ですね。しかも程度が悪い。別のバッテリーを買った後、一度は娘にこれをやったのですが、粗悪品ゆえ、もし日でも出ては困るので別のもの(Panasonic)を購入して代わりにやりました。結果的に高い買い物になってしまいました。
重いばっかりで、わずかしか充電出来ません。
例え中国製でも、国内の販売者が責任を持ってくれるものを購入した方がいいと思いました。特にリチウムイオンは、発火などの可能性があるので…。