ボーイング787の飛行が再開されましたが、その原因となったリチウムイオンバッテリーは扱いを誤ると「発火する」「爆発する」という危険性を持っていることがあちこちに書かれています。
マニュアルにも書かれています。
>このスピーカーのバッテリーは、お客様ご自身による交換が可能な設計となっておりません…
電池自体は2本のビスで固定されているだけで、あとは小さな3極の電極のコネクターがあるだけですから、交換自体は簡単なのですが、規格外…というよりも設計通りでないバッテリーを使われたり、万一ケーブルのどこかでショートさせたりすると事故を起こす可能性がある、そういう意味で「交換が可能な設計となっておりません」と言っているのだと思います。
安全第一というのは大切なことです。
手を付けるなとも取れるその説明に反して、マニュアルの次のページでは、分解の仕方とバッテリーの取り出し方が書いてあります。
安易に捨てると危険、また、貴重なリチウムをリサイクルに回せ、ということだと思います。好感が持てます。でも、ちゃんとこのマニュアルを読んでその通りにするユーザーがどれくらいの比率でいるでしょうか。ちょっとそれが心配です。
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