今回は2泊3日の会議(じゃないけど、まあ、そのようなもの)の合間…あまり時間はありませんでしたが、会場とホテルの間を行き来して、北の大地の空気を吸ってきました。
まず新千歳空港から札幌市内までの移動ですが、通常だと、列車とバスの選択肢があります。列車は1040円でバスは1000円。私はバスを使いました。40円の差だったからではなく、確実にゆっくりと眠りたかったからです。というのも、前の晩から電車→東京シャトル→成田空港→Jetstarと続いて、ほとんど眠る時間が無かったからです。(飛行機内でもほとんど眠らず)
到着時間があまりに早かったので、ロビーでブログを書いて時間を潰しました。
その後、空港ターミナル前のバス停から乗った北都交通というバスですが、出発時には私しか乗客はなし。その後、私が札幌駅前で降りるまで、他に誰も乗ることがありませんでした。

つまり、完全に1時間、貸し切りバス状態になったわけです。
バスを降りると意外と暑い…と思いましたが、日陰に入ると風が涼しく、夏の終わりの感じでした。機能まで暑くて嫌だったのに、何か寂しさを感じました。
時間に余裕があったので、8月4日に予定をしていた献血ルーム「アスティ45献血ルーム」に行ってみました。

13年前、8月18日に札幌駅前の献血ルームで献血をしたときにはルームを探すのに多少は迷ったと思いますが、今回は地図はおろか、ストリートビューで建物周辺や建物の外見まで事前に見ておいたので、迷うことなく行くことが出来ました。
会議の会場とホテルの間は、歩いて30分程度の距離ですが、札幌市営地下鉄に乗ってみたくて少し遠回りになる駅へと向かいました。
外見は普通の(東京などの)地下鉄の車両と違いはないようですが、今ふと思い出しました。ゴムタイヤなのです。思い出してみると、確かに「ガタガタ」とか「キーン」という音は聞かなかったような記憶です。
エレベータでは、左側に立つというのは、関東と同じでした。(関東の全てでそうなのかは、はっきりとは言えませんが。)
行く先表示にハングルが含まれているのは地域性ですね。中国語よりもハングル、なのでしょうか。
いや、よく見ると、上の大きな「大通」が日本語で、下の小さな「大通」が中国語ということが、今になって分かりました。
窓の上部が空いていましたが、冷房も動作していました。「弱冷房」でしょうか、それとも「ハイブリッド冷房」(?)でしょうか。
1泊目は、サッポロビール園新館で、仲間とジンギスカンを食べました。

実はこの写真を撮った後に地元の人に「そうやって焼くんじゃありません」と言われました。
野菜と肉を並べて焼くのではなく、まず鉄板の上に野菜を広げてその上に肉を載せるのだとのこと。
こんな感じです。

(ビール園のサイトの写真をお借りしました。)
もちろん、素直にその教えに従いましたが、適当なタイミングで肉を口に入れると、「固い!」。それまでは、肉に焦げ目が付くと口にしていたのですが、野菜の上だといつまでも焦げません。そのために熱がお降り過ぎて、知らないうちに固くなってしまうのです。
これからジンギスカンをやる人は気をつけましょう。
私は下戸なので、ビールは一口だけ飲み、あとはソフトドリンク。メニューを見たら、「ガラナ○○○」(○○○)は忘れました。」 お店のお姉ちゃんにどんなものか尋ねると、「えっと〜、もにょもにょ…」とうまく説明出来ません。ものは試しと、注文してみました。
コカ・コーラみたいな味でした。また飲んでもいいし、どうしても飲みたいというほどのものでもありません。ちょうどコカ・コーラの好き嫌いと同じようなものです。
サッポロビール園新館はすすきのにあります。通りは、夜間ビールガーデン状態になっていました。
13年前に来たときもこんな光景を目にしたことを思い出しました。
そして、大通の歩道には自転車がごっそり留めてあります。
とにかく、札幌は自転車の利用者が多いのです。もちろん、それだけ自転車も沢山。
正規に留められる場所もあるのですが、あふれているという感じでした。通行の邪魔になる場所も結構ありました。
2日目の写真ですが、こんな表示も見つけました。歩行者との接触などもあるのでしょう。
その気になれば、連続して自転車が歩道を駆け抜ける写真はいくらでも撮影できます。


通りを歩いていると、目にするコンビニで初めて見たのがセイコーマートです。

こういう名前のコンビニが北海道にはあることを以前から知っていましたが、利用するのは初めてでした。2日目の昼食の弁当はここで買いました。レジのお姉ちゃんが「ありがとうございました」と言いながら、その度にあの気になるお辞儀(お腹の上で両手を重ねる)をしていたので、撮影を試みましたが、あまり露骨に撮影はできませんし、一瞬のことなのでうまく撮影できませんでした。
この写真は全く関係のないミニストップのユニフォーム変更を知らせる写真ですが、こんな感じでした。
お腹の上で手を重ねるというのはどういう意味なんでしょうね。
夕方に時間が余ったので、札幌駅の方まで歩いて行くと、こんなポストがありました。
13年前にも見たことがあるような気がします。
さて2日目の夕食は、ラーメンにしました。一緒に食べることにした友人が、事前にホテル(私の宿泊先とは違う)のフロントでお薦めの店を聞いておいたというので、そこへ行くことにしました。
店の前に並ぶということを私はしないのですが、ちょっと列ができていました。フロントで勧めたことが理解出来ます。すぐに後ろの列が伸びました。
本当は13年前に食べた「ネギラーメン」を食べようかと思いましたが、メニューになかったので、注文したのはみそラーメン。

それなりの味でしたが、ちょっと油がきつかったかな。
すすきのの店でしたが、私のホテルは豊水すすきの駅付近ですので、歩いて10分足らずの距離です。
夕べに続いて、途中では山車が出ていました。この祭り、どのくらいの歴史があるのでしょう。実はそんなに長くないような気がしました。でも、どこにもお祭り好きがいて、やりたいのでしょうね。
山車の他に御輿も出ていましたが、面白かったのはその御輿がビルの中から出てきたことです。ビル街の祭りなので、お祭りのための地区の事務所みたいなものがビルの中にある様子でした。
ところで、私が宿泊したのは、「スーパーホテル・札幌すすきの」です。ハイシーズンの宿泊でしたが、早めの予約をしたこともあり、約5000円/泊でした。確か100円位の差しかなかったので、セミダブルベッドにしたので、ゆったりと寝られました。また、LANに関してはケーブル・Wi-Fiとも自由に使えました。
普通のシングルで、サイトで紹介されている、まさにこんな部屋の様子でした。
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追記
エスカレーターでの立ち方について触れましたが、
2013年7月29日(月)から8月31日(土)まで、北海道・関東・中部・関西の鉄道事業者27社局などが
「『みんなで手すりにつかまろう』キャンペーン」
というのを実施していることを知りました。
その中に「札幌市交通局」も含まれていましたが、地下鉄を利用している間にこのようなポスターを見た覚えはありません。
安全という視点からは理解出来る一方、急いでいるときに、階段がなくてエスカレーターだけの場所もあって追い越せた方がいいと思う場合もあります。(実際に歩いたり、駆け上がることは、私自身はあまりありません。)
それよりも、特に長いエスカレーターに乗ると、「もし上の方にいる人が、急に気を失って倒れたりしたら、下の人は将棋倒しで大変なことになるだろうな」と不安になることがあります。
せっかくなので、そのほかの、ポスター、ステッカーをご紹介します。
タグ:札幌
仕事で月に1度は札幌に出ます。
アスティーに献血ルームがあるのですね。知りませんでした。 年に数回の献血は手稲の方を利用しています。
書き込みが詳細にわたっているので、読んでいて楽しいです。
北海道って、何か特別な雰囲気の場所ですよね。あの広さ(と言っても地図でしか分かりませんが)で一つの行政区というのも、他県から見ると特殊です。1日でも完全フリーでぷらぷらできたら、もっと良かったのかも知れません。アイヌの話の本を2冊買いました。4000円の出費。(^_^;)
そうそう。私の妻は札幌生まれです。で、それにふさわしい名前です。でも、小さい頃に関東に引っ越してきて、ほとんど何も覚えていないそうです。