が、古いものにも新しいものにはない良いところがある場合もあります。

N-04Cをお持ちの(あるいは持っていた)方なら、これがN-04Cであることはすぐにお分かりになるはずです。画面に映しだされているのは、ワンセグの放送です。
ここから先が肝心なのですが、実はこのN-04CにはSIMカードが入っていません。
つまり、N-04CはSIMカードがなくても、ワンセグを見られることがわかりました。
どうしてこんなことに気づいたかというと、今日、長い間使ってきたauの解約をしてきました。ガラケー(SH006)の契約でしたが、通話の他に役立っていたのは、パソコンの脇に置いてワンセグを受信していたのです。
解約するとテレビのない私の部屋ではテレビが見られなくなります。「ながら」で見ているのですが、ニュースなどを耳に入れるのには役立ってきました。
もちろん解約と同時にSH006のワンセグ受信は出来なくなりました。
MVNOのSIMは2枚あるので、1枚はメインで使っているF-10Dに、そしてもう1枚はパソコンにL-02Cを介して利用しているので、今はN-04CにはSIMを入れていないのです。
だめで当然と思いながら、SIMなしのN-04Cを起動し、試しに「テレビ」を起動すると何と上の通り映ったというわけです。
root化などはしていません。ビルド番号はA1030801です。
7.7mmの薄型ワンセグ機になったのですが、欠点は3.5mmのプラグを持った普通のイヤホンが使えないことです。もちろんMicroUSBに接続する専用のイヤホンは使えるのですが、実はこれを外部スピーカーに繋ぎたいのです。薄型故、スピーカーも小さくて音量が小さいのです。専用イヤホンのケーブルを切って繋ぐということも考えられますが、ACにつないでの試聴が出来なくなります。
じゃあ、Bluetoothは?と思い試してみると、「SCMS-T何たら…」と表示され、私の持っている外部スピーカーには接続できません。
調べてみると「SCMS-T」というのは、著作権保護の仕組みのようです。ワンセグの音声さえも外部に出したくないということのようです。
以前、1つのMicorUSB端子から音声出力と充電の両方が出来るようなものがあると見たことがあるのですが、今は見つからなくなってしまいました。
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追記
その後知ったことです。今のdocomoスマホはどれもSIMなしでワンセグは見られるようです。
auやSBは駄目らしいですけど。