
常に使うわけではないので、3台(今は4台)のボリューム(=HDD。今回はドライブと言わずにボリュームと呼びます。)をいつも電源とUSBの接続をしておくことは無駄かつHDDの寿命を縮めることから、必要な時に必要なボリュームだけを電源・USBに繋ぎます。
ところがいつのころか、使いにくくなりました。というのは、OSは「外部ストレージ」として認識はするのですが、ドライブレターが付かないのでエクスプローラで中身を表示出来ないのです。以前は、USBフラッシュメモリーのように、自動的にそのときにあいているドライブレターが割り振られていたのですが。
当初は対応が分からなかったのですが、その後は、
コンピュータ>管理>記憶域>ディスクの管理
で、当該ボリュームにドライブレターを割り当ててやれば、エクスプローラで表示出来ることが分かりました。
ただこの方法だと、1台のみを使う場合は我慢できるのですが、どのボリュームに求めるデータがあるのか分からず、ボリュームを切り替えながら使う場合は毎回ドライブレターを割り振り直していました。
今使っているパソコンには、3.5インチベイにカードリーダがあるので、いくつものドライブレターがすでに使われているので、習慣的にいつも同じ「L:」を使ってきました。
さて、同じ問題を抱えて、かつ解決した人もいるだろうと検索をしてみると…いました。
ちょっと怪しい解決方法もありましたが、たどり着いたのは2つの方法です。
1つめ
あるボリューム(HDD)にドライブレターを割り振ったら、他のボリューム(HDD)にはそれ以外のドライブレターを割り振る。今までいつも「L:」としていましたが、O:/P:/Q:/R:を割り振りました。
これで、任意のボリューム(HDD)を繋ぐと、すぐにエクスプローラに、既定のドライブレターを伴って表示されるようになりました。
2つめ
diskpart.exe
です。automountという機能があるのだそうです。つまり、自動的にドライブレターを割りあててくれる機能です。(USBメモリーはずっと問題なかったので、HDDのみが対象なのでしょうね。)
コマンドラインから、あるいは「ファイル名を指定して実行」
からdiskpartを入力してやると、
DISKMOUNT>(プロンプト)
となるので、
DISKMOUNT>automount
と入れます。これで、automountのon/offの状態が表示されます。
私のパソコンの状態を見ると案の定、「無効」になっていました。
automount enableで、有効にします。
各ボリュームに指定したドライブレターを削除します。
さあ、これで私のドライブレター問題が解決!
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と思いきや、そうはいきませんでした。・
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最初の状態、外部ストレージとして認識はするがドライブレターが割り振られず、そのままではエクスプローラで開くことができない、という状態になりました。
DISKPART> automount
で調べても、確かに「有効」になっています。
うーん、残念ですが、「一つめ」の方法にしておこうと思います。むしろ、ドライブ名固定のメリットもあります。
念のため、
DISKPART> automount disable
としておきました。ただ、これでUSBフラッシュメモリーを繋いだときにドライブレターを割り振ってくれないと困るので、確かめて見たところ、大丈夫でした。L:が割り振られました。
HDDにはO:/P:/Q:/R:を割り振っているので、衝突することもないでしょう。
DiskPart のコマンド ライン オプション