車載用地デジチューナーTU-DTX600に関することのうち、アンテナについてちょっと調べてみました。粗雑なアンテナ設置は、当然受信性能を低下させると考えられるからです。
マニュアルは設置方法も含め、Panasonicのサイトにあります。
そのマニュアルを見て、なるほどと思ったのは、「本機の設置と接続」のページです。
この「ダイバーシティ」という言葉です。
車載用地デジチューナに関して「4X4」「2X2」という表現が使われますが、単にアンテナが4本(2本)とチューナが4個(2個)という意味ではなく、少なくともTU-DTX600については、ダイバーシティアンテナ(2本で一組、チューナも2つで1組)が2セットある、という設計のようです。
どこかの書き込みで次のような内容のものがありました。
「業者に設置を頼んだらマニュアルには、
┏ ┓ ┏ ┓
というように設置するように書かれているのに、業者が
┏ ┏ ┓┓
と設置してしまったが、大丈夫か。」
というものでした。
これでは、アンテナ設計者の意図通りの「ダイバーシティアンテナ」にはなりません。
アンテナの取り付けかた〜はり付け位置の確認
には、次のような説明があります。
アンテナの向きだけでなく、間隔についても述べられています。
誤解を与えるかも知れないと思われるのは、
「セラミックラインの上には、できるだけはり付けないでください。車種によって、性能が発揮できない場合があります。」
の部分です。示された図では、端子(アンプ部)自体をセラミックラインに貼り付けないでほしいと書かれていると私は誤解をしましたが、実際はアンテナのエレメントを指していると思われます。しかも、「できるだけ」ということです。
ちょっと意外ですが、「電波はガラスや陶器は通り抜けます(透過)」とのことです。それでも少しでも電波の受信を良くするためには、邪魔者がない方がいいでしょうし、車種やセラミックの性質によっては電波を透過しにくいものもあると考えられるとの配慮だと思います。
縦に4本を並べることや、2組のダイバーシティを100mm以上、窓の縁からも100mm以上離すというのも守ってみたいと思います。給電部(端子、アンプ部)を上端から25mm以上離すというのは受信性能の問題ではなく、法的な配慮でしょう。
こんな理屈を言っているよりも早く作業に取りかかりたいのですが、注文をしたアンテナがなかなか届きそうにありません。そして、実はアンテナ設置に関して、私の場合はちょっとした問題が待ち構えています。
興味深く読んだページ:黒色セラミック印刷
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追記
続きは、キーワードはADPG!?(2)〜繋いでいないのに見える に書きました。
2013年11月01日
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