2013年11月03日

キーワードはADPG!?(3)〜最大の危機

 さてタイミングの良い3連休です。しかもこの時期にしては暖かい日です。お陰で作業を安心してすることが出来ました。いや、出来るだろうと思われました。
 すでに前日、配線はほぼ終わっているのですが、せっかく時間がとれるので、新地デジチューナ(Panasonic製 TU-DTX600)の配線を正式にすることにしました。

 季節外れの緑色のカマキリが玄関前にいたりして、のどかな環境での作業となるはずだったのです。

kamakiri01.jpg





kamakiri02.jpg


 さて、本題に戻ります。

 旧地デジチューナ(KEIYO製 AN-T004)は私が取り付けたものではありません。が、取り外せば同じ箇所から電源などをもらえるはずなので、作業は比較的簡単と思っていましたが、そうは行きませんでした。
 AN-T004の電源関係は同じ長さの12v(アクセサリー)とアース線の2本ですが、TU-DTX600では、12vが2本(バッテリーとアクセサリー)、そして、アースは短い線でした。前のものを使えるのは、12V(アクセサリー)のみ。12v(バッテリー)は幸いなことに私自身が設置したカーナビ(同じPanasonic)の配線が目に留まり、そこから分岐しました。
 意外と面倒なのがアースです。今の車は金属部分の露出が少ないからです。ケーブルを継ぎ足して、今までの接続箇所までのばしてもいいのですが、ケーブルの本数・長さは短くしたいものです。
 あちこち眺めた末に、チューナを設置する助手席下には純正カーナビがあって、ブラケットのビスが見えたのでここに繋ぎました。
 あとはリモコンの受光部です。業者はセンターコンソールに貼り付けていましたが、出っ張っていてあまりカッコよくありません。スイッチのメク○蓋に穴を空けるという方法もありますが、左膝のあたりになってしまいます。そこでダッシュボード上にあるレーダー探知機(スタンドで持ち上げてある)の下に設置することにしました。

 作業を少し進める度に、接続ミスなどがないかを確かめるために実際に地デジの映像を映しました。
 ところがある段階で、画面がチラチラっとしたあと、突然真っ暗になってしまいました。エンジンをかけてみようとしても、ちょっと反応はするのですが、そのあと全く反応しなくなります。バッテリー切れのような状態です。液晶時計などは正常に表示していますし、ブレーキを踏むとストップランプは点灯します。スモールは点灯しますが、ヘッドライトは点灯しません。
 どこかショートでもしたのかと、マニュアルを取り出してそれらしきヒューズの点検をしてみました。
 が、異常なし。
 基本的にいじったのは、AV関係のみです。ECUにも触れていません。

 ちょっと心当たりと言えば、すでに抜いてある青コネクターのADPGをボディーアースしてみたくらいです。結果は不発だったので、ボディアースも切りました。

 万事休すです。今まで何年(何十年)も車をいじって(いびって?)来ましたが、一番の危機状態になりました。ディーラーまで持って行くにも車が動きません。電動のスライドドアも開いたままです。

 何度かエンジンをかけてみようとしましたが駄目…でも、何度目かに、何事もなかったように動いてくれました。
 エンジンを回さずに、アクセサリーの電源のみで何度もテストをしたからでしょうか。よく分かりません。

 すっきりしませんが、めでたしめでたしです。

connector04.jpg

 この時点ですでに夕方。雲行きも怪しくなりました。ダッシュボード上、右のディスプレー脇(写真ではハンドルのすぐ内側)に赤いランプが見えますが、これがTU-DTX600のリモコン受光部です。よるの運転で目障りなら、黒の油性ペンで一部を隠すことにします。

 さて、そもそもどうしてこんな苦労をしているかというと、後部のRCAジャックにビデオ信号を入力すると酷いノイズが発生してしまうからなのですが、今回の作業で、
1 ノイズが発生しない
2 後席ディスプレーにもビデオ映像が映る
という結果になりました。
 残るは、後部ディスプレーを表示した状態でもリア・スピーカーから音がでるようにする、ということだけです。

------
追記

 続きは、TU-DTX600 リアスピーカーから音を出す に書きました。

「キーワードはADPG!?(1)」
「地デジチューナー入れ替え(1)」
「地デジチューナー入れ替え(2)」
「キーワードはADPG!?(2)〜繋いでいないのに見える」
「キーワードはADPG!?(3)〜最大の危機」
「キーワードはADPG!?(4)〜ようやく分かったADPG」



posted by kewpie at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) |
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