これが、(有)ニシベさんが送ってくれたアンテナです。
Panasonicの純正品とそっくりです。多分、慶洋エンジニアリングがOEMでPanasonicに出しているのだと思われます。
しかもこのパッケージには、アンプホルダーが付属しています。このことが分かっていれば、Panasonicの純正品(4枚)を注文しなかったのですが、すでに購入済みです。
中古のPanasonic製地デジチューナーを取り付ける際に、アンプフォルダーがないという方は、慶洋エンジニアリングのこのアンテナを購入されることをお勧めします。
ただし、慶洋エンジニアリング自身はパーツの販売はしていないうえ、すでに地デジチューナは作っていないようなので、(有)ニシベの販売もいつまで続くか分かりません。
今後の参考に、「クリーナー」の成分を見ておきました。
不織布をベースに、精製水・エタノール・バラペンを染みこませてあるという記述です。水で薄めたエタノールと考えて良さそうです。
バラペンというのは初めて聞きますが、調べてみると「パラオキシ安息香酸エステルの数種の総称で、防腐剤として化粧品などに使われる」とのこと。
それほど強力なクリーニング効果はなさそうです。これならば手持ちのエタノールでも同じです。
アンテナの貼り付け箇所は、ルームミラー前の、貼り付け式のサンシェード(簡単に剥がせたり貼り直しができるタイプ)で隠すように貼ろうと思っています。一応、あてがってみました。
若干アンテナエレメントの下部がはみ出しそうですが、ほとんどは隠せます。
セパレータの内側にコーティングフィルムが見えます。アンテナエレメントのコーティングフィルムの幅と比べると、アースエレメント(アースパターン)の方がちょっと広いようです。

初めての(地デジ用)フィルムアンテナの貼り付け結果です。ちょっと斜めになってしまいました。(笑) 左端に灰色の四角いものがありますが、これはセパレータの端です。ここを引っ張ってセパレータを剥がすと、フィルムアンテナの貼り付けが終わります。(このセパレータを剥がさないで使っていたという人がどこかにいました。)
普通ならこれでアンプフォルダーを貼り付ければいいのですが、私の場合は、その前に作業があります。

貼り付け式サンシェードをアンプフォルダーの形に合わせて切り抜きました。
こんな感じに仕上がりました。(切り抜いた部分が大きすぎて、ちょっと誤魔化しました。)
1x1ですので他のアンテナとの間隔というのを考慮する必要がないので、どうせなら全部をサンシェードの部分に貼り付ければ良かったと思いましたが、後の祭りです。
ピラーに沿って助手席足下へアンテナケーブルを引きます。

今回購入したVTRアダプターケーブルは、長さが1.5mでメス端子です。一杯に伸ばしても助手席までは届かず、スカッフプレート内で繋ぐことになりますが、コネクター3つが収まるはずはないので、スカッフプレートの手前(向こう側?)で接続をすることにしました。
チューナも固定しました。FanCargoはその名の通り、大きな空間があちこちにあります。助手席下は、フロアよりもさらに低くなっていて、チューナを置くには全く困りませんが、カーペットがマジックテープなどが付きにくい性質のようでした。チューナは水平に設置する場合が多いのでしょうが、垂直に立てて固定をしました。
この写真は運転席方向から助手席を撮影しました。
ケーブル類は後方に出した方がきれいですが、いざというときにRCA端子に別の機器をつなげられるように前にしました。
チューナを立てたことで、
1 助手席の空間はほとんどそのまま。(でも使うことがあるのか?)
2 チューナに埃がたまりにくい。
3 気分的にすっきり。(笑)
リモコンの赤外線受光部も、目立たないところにすっきりと収まりましたが、写真は取り忘れました。
以上、AN-T004の引っ越し完了です。
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