単に、TU-DTX600からの音声出力を分岐すれば聞こえるようになる可能性が高かったのですが、作業をさぼっていました。作業をするためには、ケーブルが必要だったのです。このような、RCA端子を分岐、または合成するケーブルです。

この写真のケーブルは、映像信号の分岐に使っていたものです。本当は映像の信号はこんなケーブルで単純に分岐なんてするべきではないはずですが、簡易的には出来るわけです。
これと同じものを、音声の左右の分岐用にあと2本買い足せば良かったのですが、ケーブルは短いほどいいので、分岐のためにケーブルを使うのではなく、分岐用のコネクターを利用することにしました。
こういうものです。

一般的には上のケーブルと同様に「ただ繋げばいい」という簡単なものなのですが、筐体の薄いTU-DTX600では、このコネクターを付けることで、底面が平らでなくなってしまいそうなので対策を考えました。
ダイソーでこんなものを買ってきました。

これを使ってTU-DTX600を浮かせてやれば、コネクターが下にはみ出ることはなかろうという考えです。
準備が整い、映像の分岐ケーブルも抜いて、映像・音声R・音声Lの3端子に分岐用コネクターを付けてみました。
すると…私の思い込みに気づきました。コネクターを付けても、底面よりもはみ出ることはなかったのです。それぞれに2本のケーブルを繋いでみました。

リアのスピーカーを起こしてみると、リアのスピーカーからも音が出るようになりました。意図通りに出来ました。
衝撃吸収パッドはなくても構わないのですが、固定の役目も兼ね(通常の両面テープと違い、粘着力が弱いので、ちょうど良い)、しかもクッション性もあり(なくても何ら問題ありませんが(笑))、貼り付けることにしました。

カーナビの上にちょっと浮かせるような状態で、半固定も出来、TU-DTX600の取り付けがようやく終わりました。めでたし、めでたし。
タグ:TU-DTX600