2014年02月12日

L-02Cをwindows8.1で円滑にネットワークにつなぐ

 T100TA(Windows8.1)にL-02Cを介してネットワークに繋ぐことはできます。
 できるのですが、簡単に繋がりません。いや、簡単に(短時間で)繋がることもありますが、10分かけても繋がらないときがあります。

 接続を仕様とすると、いきなりこんな表示が出てしまうのです。
win81-l02c_08.jpg

 何度繰り返しても(たいていの場合)同じ結果なのです。

 だれか良い接続確立の方法を見つけた人がいないかと、検索をすると「L-02Cがwindows8で接続できなかった理由」が上位に来ていたりして、皆さんがわざわざwebに書き留めるほどのこともないくらい簡単に接続を果たしているのか、それとも、苦労をしつつ方方法が見つからないのか・・・どちらなのでしょう。

 ちょっと試行錯誤をして現在までで一番うまく行った方法を書き留めることにします。

 灯台下暗しと言いますが、ヒントは自分自身の書き込みにありました。初めて触ったWindows8にL-02Cを繋いだ「L-02Cがwindows8で接続できなかった理由」に書かれていたのです。(ただし、そこに書かれている「接続できない」の理由は、今回の趣旨とは別です。)

 円滑に接続をするためのポイントは「焦らないこと」です。「L-02Cがwindows8で接続できなかった理由」にも書きましたが、L-02Cはデータ通信端末としてだけでなく、その機能を補助するために仮想CD-ROMドライブとして機能をするのですが、L-02CをUSBポートに差し込んだ後、仮想CD-ROMドライブが立ち上がるまでに一瞬ではなく数秒間かかります。その間にLAUNCHER.EXEを起動しては駄目なのです。焦らず、数秒間待つ、ということです。

 接続の前に、ドライバー・接続ソフトをdocomoのサイトでダウンロードして最新にしておきます。(L02C_CM_Driver_for_Windows_V1.3.1.0.zip)

 またベースとなるソフトウェアの更新もします。
win81-l02c_01.jpg

 現在、V10dが最新です。

 さて接続ですが、具体的には次のようになります。

1 L-02CをUSBポートに差し込み、数秒間待ちます。

2 CDドライブとして認識され、autorunが起動して、右上にメッセージが表示されます。(この時点で、L02Cの本体のパイロットランプが赤く点灯していると思います。)
win81-l02c_02.jpg


3 メッセージをタップし開かれたウインドウ内で、「L02CLauncher.exeの実行」を選びます。
win81-l02c_03.jpg


4 「モデム初期化」のメッセージが出ます。
win81-l02c_04.jpg


5 私の場合は、PINを設定しているので、PINコードの入力を求められます。
win81-l02c_05.jpg


6 あとは接続されるのを待つだけです。


 もう1つ、やり方があります。上の2・3の部分の違いだけです。

2’CDドライブとして認識され、autorunが起動して、右上にメッセージが表示されます。
win81-l02c_02.jpg

 放置するとメッセージが消えてしまいますが、エクスプローラを開くと、CDドライブ(私の環境ではF:)が一つ見えます。
win81-l02c_06.jpg

 ここでこのアイコンをタップすると、上の「2」と同じ事になりますが、そうせずに、コンテキストメニューを表示すると、(仮想)CDドライブですので、その中に「取り出し」があります。
win81-l02c_07.jpg

 取り出しを選択すると、CDドライブがエクスプローラから消えます。(この点が大切です。この時点でようやく、L-02Cが通信機器としてパソコンに認識されるものと思われます。上の「3」では、L02CLauncher.exeを実行することで、まずCDドライブとしての認識を終了するようにプログラムが書かれているのでしょう。)

3’仮想CDドライブのL02CLauncher.exeが見えなくなってしまうので、パソコンにインストールされたL02CLauncher.exeを実行します。私の場合は、タスクバーにピン留めしてあります。
win81-l02c_10.jpg


 あとは、上の「4」以降と同じです。

 2’では、エクスプローラ→コンテキストメニューと進んで(仮想)CDドライブを取り外し、次のL-02Cの認識と進みましたが、「ハードウェアの安全な取り外し」を利用しても構いません。

win81-l02c_09.jpg


 いずれにせよ、(仮想)CDドライブとしての認識を終了させずに、L02CLauncher.exeを実行してしまうと、L-02Cの存在が認識されていないので、エラーになってしまうのです。

win81-l02c_08.jpg


 このメッセージは「L-02Cが取り外されました」ですが、本当は「L-02Cの接続が認識されていません」という状態なのです。
 ですから、L-02Cがデータ通信機器として認識された場合、「ハードウェアの安全な取り外し」では、次のように表示が変わっています。(赤色のL-02Cです。)
win81-l02c_11.jpg


*************

 まとめてみると・・・

L-02CをUSBポートに差し込んだ後、(仮想)CDドライブとしての認識をしている内に、
win81-l02c_09.jpg

L02CLauncher.exeを実行すると、
win81-l02c_10.jpg

エラーが生じるので、
win81-l02c_08.jpg

(仮想)CDの取り出しなどをして、
win81-l02c_07.jpg

(または)

win81-l02c_09.jpg

L-02Cとして認識した後に、
win81-l02c_11.jpg

L02CLauncher.exeを実行すると、
win81-l02c_10.jpg

無事にネットワークへの接続ができる状態になります。

win81-l02c_12.jpg


win81-l02c_13.jpg









 
posted by kewpie at 23:50| Comment(2) | TrackBack(0) | スマホ/タブレット
この記事へのコメント
Vectorに「L-02Cスターター」あり。
「CDドライブDOCOMO」の取り外しをしなくてもよくなるソフト。
Posted by むぎわらとんぼ at 2014年10月09日 20:58
むぎわらとんぼ さん、コメントをありがとうございます。
Vectorで「L-02Cスターター」のページを開いてみました。そこにあった「L-02Cは、USBポートに接続されるとまずCDドライブとして認識されるため、最初にUSBメモリのように取り外し操作をしないと接続ソフトが動作しない。」を読んで、私の苦労が私の要領の悪さに起因していることではないことが分かり、ほっとしました。また、こんな便利なソフトに早く巡り会えたら良かったのにと思いました。
ご紹介をありがとうございました。
Posted by kewpie at 2014年10月10日 00:23
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