2014年02月22日

やっぱり悔しかったと思う

 ソチ・オリンピック。浅田真央がフリーを滑り終えて最後に上を向き、本当ならば(多分)静止すべきところで静止しきれないまま、思わず身体を大きく震わせながら大粒の涙を流しました。

asada_mao.jpg
(リンク先はgooの写真)


 前日のショート・プログラムの大失敗から気持ちを切り替えて、目標としていた演技をやり遂げたことを多くの人たちが評価して褒めています。私ももちろん素晴らしいことと思いますが、それ以上に、またそれだけに「悔しい」という気持ちです。「良くやった」と「悔しい」のどちらか、なのではなくて、両方同時の強い感情を持たせます。何度思い出してもそういう気持ちにさせますが、こういうことは滅多にありません。 私は事前にどんな曲が使われるか知らなかったので、音楽が流れ演技が始まったとき、私はちょっと驚きました。ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番というのが、私の思い出の1曲だったからです。
 あの何とも寂しい、でもちょっと明るさが先に見えそうな、そんな演奏を耳にすると、いつも私は複雑な気持ちになってしまいます。
 それが偶然にも今回の浅田真央の置かれた立場と重なって、最後の涙までぴったりと合ってしまいました。



 ラフマニノフ自らの演奏のようです。

 はるか以前、初めてこの曲を聴いてすぐに気に入って、LPレコードを買いましたが、さて誰の演奏だったかも覚えていません。

posted by kewpie at 09:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽
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