簡単に言うと、
1 1000円未満のプラン(ミニマムスタートプラン=972円)で、1ヶ月の高速データ通信量を500MBから1GBに。
2 音声通話機能を付帯料で1,080円で可能に。(ミニマムプランと合わせて2,052円)
ということです。
私が契約しているOCNモバイルONEでは、1GB/月の場合、1,260円です。(980円で30G/日というのを最初使っていましたが、私の使い方の場合、月単位の方が良い。)
音声通話は315円/月の基本料の050plusを使っています。
IIJmio解約の時に後ろ髪を引かれたのが、「高速データ通信量を翌月にもちこし」できる点でした。今回の仕様変更を活用すれば、必要な月に2G/月という使い方ができます。
データ通信のみの契約では、SMS機能のオプションを付けられるという点ではどちらも同じです。(IIJmioの音声通話SIMの場合には、付加料金なしでSMS機能が自動的に付くようです。)
OCNが良いのは、+472円/月で2枚目以降のSIM(容量シェアSIM)が持て、そのコースも自由に選択できることです。IIJmioの場合は、2,764.8円/月のファミリーシェアプランになってしまいます。(3枚までSIMが持てる。)
でもこれはSIM1枚の人には関係のないことです。
4月からは、IIJmioが絶対に有利、ということになってしまいます。
ということで、OCNモバイルONEユーザとしての今後のOCNモバイルONEの動向(かつ強い希望)としては、
1GB/月のコースを1,260円→980円に値下げ、
高速データ通信量(のみならず毎月の全通信量)をユーザに知らせ、
高速データ通信量の翌月繰り越し可能、
が4月ないし5月から行われると考えられます。
マツコ、頼むぜ。
音声通話に関しては、私自身の希望もまとまりません。音声通話をあまりしない私としては、315円/月の基本料と、3分で8円程度の通話料(対固定電話の場合)は魅力的なので、月に1000円の音声通話基本料なら、あまり魅力的だとは思いません。
全然でなく、あまりというのは、050plusの通話が必ずしも鮮明ではないのと、フリーダイヤルや110番などの利用ができないから、通常の音声通話回線もほしいという気持ちもちょっとあるからです。
さて、4月以降のMVNOの戦いはどうなることでしょう。
------
追記
次のようなニュースがありました。
スマホ利用料低下促す=接続料下げへ指針改定―総務省
時事通信 3月11日(火)20時20分配信
総務省は11日、MVNO(仮想移動体通信事業者)が、通信回線を借りた携帯電話会社に払う接続料の低下を促すよう、算定指針を改定した。MVNOは借りた回線で低価格、多様な通信サービスを提供する業者で、総務省は、新規参入が増えればスマートフォン(多機能携帯電話)の利用料低下などにつながるとみている。
接続料はデータ通信の総量が増えるほど単価が安くなる仕組みで、スマホ普及で毎年度約3割低下してきた。各年度の接続料はこれまで、前年度実績を基に算定してきたが、2013年度からは当年度の実績で算定するよう指針を改定した。
これにも後押しされて、OCN他も、値下げ等の対処をすることでしょう。
----
追記
ocnモバイルONEも4月から値下げです。でも・・・。
タグ:IIJmio