2014年04月08日

Love Letter(2)

 岩井俊二の「Love Letter」のことは、このブログですでに何度か書いていると思っていましたが、まだ1回だけのようです。
 ストーリーの面白さと、中山美穂の一人二役(の両方)の演技から、私が好きな映画の一つです。
 韓国版の「Love Letter」は以前購入しているのですが、日本版純正仕様(?)の「Love Letter」は以前はレンタルで出ていなかったのですが、先日TSUYATA DISCASで探したらあったので借りてみました。

loveletter01.jpg


 印象的なオープニングです。ただ、私が初めてこの映画を見たとき(飛行機のスクリーン)は、もうちょっと後の中山美穂が運転する車の中で、加賀まりこが話している場面だったかも知れません。

 その場所が雪に囲まれている場所でしたから、まさか神戸あたりだとはしばらくの間理解出来ませんでした。初めてこの映画を見た人は同じような戸惑いを感じるかも知れません。

 「Love Letter」は、美しいシーン、良い演技、面白いストーリーなどによって、惹きつけてくれる映画だとは思いますが、冒頭の「神戸の大雪」のシーンを始め、たくさんの不自然なシーンがあります。

 そのことを強調するブログもどこかで見かけましたが、URLが分かりません。

 ちょっと注意して見れば、誰でもその「不自然なシーン」はあちこちで発見できます。

・神戸でこんな大雪が降るか?(この冬は降ったかも知れません。)

・仮に降ったとしても、冒頭で中山が雪の中をすたすたと歩いて行くが、靴の中はびしょびしょになってしまうはずで、そんなことはしないだろう。(美しいシーンにするため?)

・墓の前の三回忌の読経やそのあとでも、参列者が誰も傘をさしていない。(参加者の顔が見えるようにするため?)

・最初に私が気づいた不自然なシーンは、樹(女)が投函するポストの位置と向きです。
loveletter02.jpg

 レトロなタイプのポストを使ったのはまあ我慢できるとしても、こんな設置の仕方をしているポストは見たことがありません。

・そのポストの直後。樹と博子がすれ違いますが、「人波にもまれるように」という場面設定でしょうが、それまで人などいなかった道路に、急にたくさんの人が現れます。しかも車道です。
loveletter03.jpg

この場面の奥にいる男性は革靴ですが、雪の現に積もっている小樽でそんな人っているのかなぁ。

・樹(女)の家の周囲の雪の積もり方。
loveletter04.jpg

 歩かない場所がこんなふうに"平均して"ぐちゃぐちゃになるのでしょうか。窓の下の雪もいつまでもこんな風に残っているのか…。小樽あたりの人に尋ねないと分かりませんが。

・樹(男)が交通事故にあったことを教室で知らせる教師が、2人の藤井樹の存在を知らずに慌てるシーン。同姓同名の男女が同じクラスにいることを知らないはずはない。

 丁寧に見ていったら限りなく見つかりそうですが、それでも好きな映画です。

 ただ、日本版DVDにはちょっとがっかりしました。多分これがレンタル仕様だからでしょう。字幕もなし、特典映像も予告以外はなし。

 DVDの映像は3.9Gbyteしかありません。販売仕様に作られたデータをそのまま使ったためでしょうか。
loveletter05.jpg

 できれば、レンタル用にエンコードして少しでも高画質のものを作ってほしいところです。

 もっとも、bluray版も販売されているようですから、熱心なファンはそれを買えばいいのでしょうが。

posted by kewpie at 06:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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